JR土崎駅から車で約10分。秋田市ポートタワー「セリオン」がそびえ立つ場所が「道の駅あきた港」です。その名の通り、目の前には秋田港が広がり、朝から多くの釣り人でにぎわっています。
ナマハゲ、きりたんぽ鍋、ババヘラアイス…多くの魅力的なコンテンツがある秋田。でも実は、まだまだ隠れた観光名所があるんです。今回は、県内外から人々が食べに訪れるという、〈行列のできる自販機〉をご紹介します。
JR土崎駅から車で約10分。秋田市ポートタワー「セリオン」がそびえ立つ場所が「道の駅あきた港」です。その名の通り、目の前には秋田港が広がり、朝から多くの釣り人でにぎわっています。
噂の自販機は、ガラス張りの屋内緑地スペース「セリオンリスタ」内にあります。
入口を背にして、左手側に発見。こちらが40年以上の時を経てなお、皆の胃袋を満たし、笑顔にする自販機です。元々設置されていた「佐原商店」の閉店に伴い、撤去の話もありましたが、地元民の強い要望などもあり、こうしてセリオンリスタへ移設され残されることになりました。
1杯・250円(税込)を入れたら、「天ぷらうどん」「天ぷらそば」から食べたい方のボタンを押します。ちなみに、お札、500円硬貨は使用できないので、小銭の用意が必要です(スタッフの方を声かけると、両替も可能だそう)。
ボタンを押して25秒で、アツアツのうどんorそばが完成! 割り箸と一緒に取り出します。
具材はシンプルに天ぷら、ネギ、ナルト。
うどんは平麺でツルツルと喉越しが良く、優しいつゆの甘さが染み入ります。素朴だからこそ、何度でも食べたくなる味です。
そばはコシがあり、ズズッとすすりたくなる旨さ。イートインスペースに置かれた七味をたっぷりかけても◎。うどん派かそば派か、あなたの好みはどっち?
「ポートタワー・セリオン」の特徴は、展望台が入場無料であること!まずはぜひ、エレベーターで地上100mの5F展望台へ。全高143m、展望台は地上100m・360度の大パノラマが広がる絶景ポイントです。眼下に広がる日本海や秋田市街地が眺められ、天気の良い日は夕陽や太平山、遠くは鳥海山まで眺められます。ロマンチックな夜景も眺められ、デートスポットとしても人気です。ちなみに3Fの展望ホールには、北海道日本ハムファイターズの吉田輝星選手(金足農業高校出身)のサインもあるので、ぜひ探してみてください。
Q.道の駅あきた港の魅力はどんなところですか?
やはり入場無料の展望台でしょうか。地上100mから、海や街並みを360度の大パノラマで眺められるのが、最大の魅力だと思います。また、1Fの物産コーナーもリニューアルして大幅に拡大し、秋田の定番土産から地酒、最近はコストコ商品まで、充実したラインアップとなっています。
Q.駅長オススメの商品はありますか?
一番の売れ筋商品は、うどんそば自販機の味が家庭でも楽しめる「うどんパック」です。多い時は、1日100個以上出ることも。年に何度か「そばパック」も登場するので、見つけたらぜひ手にとってください。
また、新登場した「うどんそば自販機キャンディー」は、とても話題になりました(笑)。皆さん驚かれますが、舐めてみるとめんつゆの味がして、意外と美味しいんですよ。
ポートタワー・セリオンに上った記念にポストカードを購入される方も多いです。晴天時の写真や、夜のライトアップまで何種類か用意しておりますので、気に入った一枚をお選びください。
セリオンがパッケージデザインになっている「ぎばさ青のり煎餅」も人気です。噛むと海の香りがして香ばしく、食べる手が止まりません♪
Q.うどんそば自販機の人気はどうですか?
全国的に話題となり、週末ともなると県内外・老若男女問わず、並んでいただくお客様も多いです。ぜひ懐かしの味を堪能してくださいね。
みちのくの小京都・角館は、一年を通して県内外から観光客が訪れる一大観光地です。国道46号沿いにある「雲沢ドライブイン」。実はここにも、うどんそば自販機のシリーズである「うどんラーメン自販機」が設置されています!
9月30日(木)までは角館オンデマンド交通でJR角館駅から片道300円で行けます!
角館オンデマンド交通について詳しくはこちら
https://lp.tohoku-maas.com/
壁一面に、フードからドリンクまでさまざまな自販機が並ぶ様子は圧巻!中央にイートインスペースもあり、電子レンジや両替機などが設置されているのもうれしいポイント。こちらの「うどんラーメン自販機」も現役なので、角館観光がてら立ち寄ってみるのもオススメですよ。
ポートタワーセリオンからの絶景や、道の駅あきた港でのショッピングなどを楽しんで、「うどんそば自販機」の一杯を味わう。秋田の魅力をこの1カ所で存分に楽しめます。晴れた日はまさに爽快!また、秋田の観光地・角館に行く際も「うどんラーメン自販機」スポットがあるので、要チェックです!
記事作成:あきたタウン情報