津軽のいろいろ ここでしか味わえない至高の味。自家焙煎珈琲のヒミツに迫る!津軽のいろいろ ここでしか味わえない至高の味。自家焙煎珈琲のヒミツに迫る!

青森県田舎館村のこだわり抜いた珈琲を飲もう

朝のスタートに1杯、ランチ後に1杯、おやつの時間に1杯。
みなさんの生活の一部に溶け込んでいる珈琲!フルーティーな酸味があるもの、しっかりとしたコクがあるもの、チョコレートのような甘い香りがするものなど、種類はさまざま。
豆の焙煎方法、挽き方、淹れ方によって風味が変わるなど、とっても繊細です。
だからこそ、珈琲の奥深さにハマってしまう人も多いのではないでしょうか。
今回は津軽のこだわり抜かれた自家焙煎珈琲を紹介します!

田んぼの中にポツンと一店舗。心落ち着くカフェ、
PINO Coffee Roaster(ピノコーヒーロースター)

店の入り口からの田園風景
店の入り口からの田園風景(提供:PINO Coffee Roaster)
イタリア好きの店主松山貴行さん
イタリア好きの店主松山貴行さん。

JR北常盤駅から、県道38号線を黒石方面に向かって車で約5分のところに「PINO Coffee Roaster」があります。
周囲は見渡す限りの田園。抜群のロケーションを眺めながら飲む珈琲は絶品!この場所を選んだ理由は「四季を通して変化する田んぼの景色を眺めながら落ち着いて珈琲を飲んでもらいたかったから」と店主の松山さんは話します。
店の看板・ウエルカムボードには「PINO」の文字が目立ちます。店名の由来を聞いてみました。
イタリア語で「松の木」を意味する「PINO」からつけたそう。店主の松山さんの苗字にも「松」が入っています。なにか関係がありそうですね。

店内
あきおあきお
雰囲気のよい店内。立ち飲みカウンターはイタリアのバールをイメージ。
エスプレッソマシーン
手動レバー式のエスプレッソマシーンでラテ用エスプレッソを抽出中。
店主の松山さんが見た目に一目ぼれをして購入したイタリア製のマシーン。

店内へ一足踏み入れると、そこには「イタリア愛」が溢れていました。店名の由来は「イタリア語」、エスプレッソマシーン・ラテ用カップ・店主の愛車も「イタリア製」。
店主の松山さんは「イタリア旅行に行った際、イタリア人は1日に同じバール(軽食喫茶店、酒場)で何杯もコーヒーを飲む習慣があった。バールにあったエスプレッソマシーン、車、カウンターがカッコいいなと思い、そこからイメージして店を作った。色々と落ち着いたら、またイタリアに行きたい」と話していました。

リピーター続出!こだわりのメニューで《自家焙煎珈琲》を堪能。

アイスカフェラテ
つがにゃんつがにゃん
程よい苦みとミルクのバランスが絶妙「アイスカフェラテ」(480円税込)。

店内に広がる珈琲の香りは心地よい気持ちにさせてくれます。
メニューは定番からオリジナルまでたくさん。アイスコーヒー、エスプレッソなどメニューに応じて豆の種類、焙煎方法を変えてその時のベストな1杯を出してくれます。
その中からおススメのメニューを紹介します。
一番人気は「アイスカフェラテ」。ほろ苦いチョコのような香りのエスプレッソが甘いミルクと相性抜群で、飲みやすくスッキリとした味わい!飲んだ時に鼻から抜けるエスプレッソの香りがやみつきになります。テイクアウトをして、お気に入りのスイーツと一緒に食べるのもおススメです。(普段は珈琲のみの販売ですが、場合によってはお菓子やトーストが食べられます。)

ピノ・クラシック
ナッツのような香りと優しい苦みが特徴。オリジナルブレンド「ピノ・クラシック」(430円税込)。
※ドリップコーヒーの豆は日によって異なります。

オリジナルブレンド「ピノ・クラシック」「ショコラ・ピ~ノ」も人気でリピーターが続出しています。
「ピノ・クラシック」は酸味と苦味のバランスがよく、ナッツのような香りと優しい苦味が特徴!
ブラジル、グアテマラの豆をブレンドし、香りを活かすため、中煎りで焙煎しています。店主の松山さんが、毎日飲んでもらえるように考えて焙煎した「いつものコーヒー」だそうです。
「ショコラ・ピ~ノ」は少し苦みのあるチョコのような味わいが特徴!
コロンビア、ブラジル、グアテマラ、インドネシアの豆をブレンドし、苦味を出すために深煎りで焙煎しています。豆は購入することもできます。ミルクとの相性も良いので、カフェオレにして飲んでもgood!
お客さまの中には、毎日同じメニューを注文するリピーターの方も多いそうです。
周りには田んぼが多いので、農家さんが田植え機の上から注文することもあるとか…
ちなみに農家さんはドリップコーヒーの注文が多いようです。
ほかにも、一杯一杯ドリップして淹れる「アイスコーヒー」、一口飲むと途端にイタリアを感じることができそうな「ティラミスラテ」など魅力あるメニューに溢れています。
また、月3,600円で好きな珈琲を毎日1杯飲めるサービスもあるようです!

お土産にもピッタリ!ピノの豆を調査。

コーヒー豆
豆は日によって変わるので、毎日通っても飽きない充実したラインナップ。(100g550円~)
日本海の夕陽
豆の詰め合わせなど、ギフト用の包装も対応。

販売用の豆は定番と気まぐれで焙煎したものを取り揃えていて、お土産として買っていく人も多いとか。定番のオリジナルブレンド「ピノ・クラシック」「ショコラ・ピ~ノ」はもちろん、時期限定で焙煎する商品も。さらにコーヒーフィルターやドリッパーなどのアイテムも販売しています。
お客さまも豆を全種類制覇する方、同じ豆をリピートする方、販売用の豆を購入したことをきっかけにご自宅で豆を挽いて珈琲を飲む方などいろんな楽しみ方をされているようです。
大切な人に珈琲を飲んでもらいたい時には、ギフト用の豆をおススメします。
父の日、母の日に購入する方が多いようです。大切な人のギフトにいかがですか。

地味で地道な作業が生み出すPINOの味。

珈琲豆
焙煎前の珈琲豆(左)焙煎後の珈琲豆(右)
仕分け
とうじくんとうじくん
焙煎した豆を一粒一粒仕分けする様子。

「自分の好きな豆を自分の好きな味」に決められるのは、自家焙煎ならでは。一から生産するからこそ生まれるこだわりが「PINO Coffee Roaster」にあります。最大のこだわりは、「豆を水洗いする」こと。「一般的には輸入されたものをそのまま焙煎するのですが、少しでもクリーンな珈琲を届けたいので水洗いをしている」とか。
このほかにも、複数回の生豆の選別などを行い、2~3日かけて生産を行うので風味もひとしお。
店主の松山さんは「お客さまにきれいな商品を飲んでもらいたい」と話します。

データ

PINO Coffee Roaster
  • 店舗名:PINO Coffee Roaster(ピノコーヒーロースター)
  • 住所:青森県南津軽郡田舎館村東光寺前田27-4(JR北常盤駅から車で約5分・弘南鉄道境松駅から車で約3分)
  • 営業時間:11:00-19:00 (L.O.18:30)
  • 定休日 毎週火曜日、水曜日
  • 電話番号:0172-55-7553
  • 衛生対策:入退店時の手指消毒、アクリル板の設置

豆を洗い、生豆の選別など手間をかけて生み出される、PINO Coffee Roasterの自家焙煎珈琲!お店で飲むだけではなく、ご自宅で挽きたてを味わうなど、楽しみかたは人それぞれ。最高のロケーションで飲む至高の1杯を体験してください!

記事作成:JR東日本秋田支社

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