山形県の蔵王、青森県の八甲田山と並び、日本三大樹氷観賞地に数えられる秋田県の「森吉山」で、樹氷観賞シーズンがやってきました。北秋田市の「阿仁スキー場」にある「阿仁ゴンドラ山麓駅」から「阿仁ゴンドラ山頂駅」までゴンドラで約20分、そこから徒歩約5分で樹氷観賞エリアに到着すると、迫力満点の巨大な樹氷群が現れます。「樹氷平」と呼ばれるエリアは、周囲を散策できるコースが整備され、さまざまな形の樹氷をゆっくりと観賞することが可能です。山頂駅舎では長靴やスノーシュー、ストックの貸し出しを行っているほか、樹氷ができる仕組みを解説する「樹氷教室」の開催も。今回は、「阿仁スキー場」支配人の吉田 茂彦さんに、樹氷がどのようにしてできるのか、その仕組みを教えていただきました。