E2系1000番代新幹線電車は、E2系0番代の諸元を一部見直し、電源周波数を50Hz専用として東北・上越新幹線の使用に限定するとともに、最新技術の導入により快適性を大幅に向上させた。
従来のE2系0番代は8両編成であったが、近年の「こまち」併結の「やまびこ」の乗車効率が高いことや八戸延伸開業により速達タイプの列車にお客様のご利用が高まることを予想して、E2系1000番代は10両編成で新造した。またE2系0番代は長野新幹線「あさま」と共通で使用してきたが、今後は車両運用を分けることとなり、東北と長野の違いを明確にするため、外板塗色を深紅レッドの帯色から北東北の自然豊かな木々の花々をイメージした躑躅(つつじ)色に変更した。また今回初めて青森県に新幹線が延伸することから、りんごをモチーフとしたシンボルマークを1号車と9号車の側面に配した。
高速走行時の車両動揺を抑えるため、両先頭車両とグリーン車に高速営業車両としては世界初のフルアクティブサスペンションを採用し、そのほかの車両にはセミアクティブサスペンションを導入した。フルアクティブサスペンションは、左右方向の揺れをセンサにより検知し、圧縮空気で台車内のアクチュエータを動かして強制的に揺れを抑えるシステムで、車体間ダンパの採用による相乗効果により大幅な乗り心地の向上が実現した。 |