|
キャノピー形運転席
新幹線は高速で走るため前頭部が空気抵抗を減らす流線形だが、傾斜角度がきつくなると運転席からの視野が悪くなる。そこで小型ジェット機の操縦席ガラス覆い(キャノピー)デザインを採用、広い視野を確保し安全運転をしている。

VVVFインバータ制御
VVVFインバータとは、直流を交流に変換、そこで電圧と周波数を変化させて交流モーターを制御する方式だ。電気車両の動力に使うモーターは、交流タイプのほうが保守などの面で優れている。

制御付き自然振り子式構造
車両がカーブにさしかかると、遠心力で車体を外側に傾ける力が働く。その遠心力を打ち消すよう、車体をカーブの内側に傾ける特殊な構造を持った車両のこと。カーブでも速度を落とさず走れるのが特徴だ。

片持ち式のボックスシート
普通の座席は、その中央で重量を支えるように作られている。片持ち式とは、その名のように片側で支えているもの。脚が片方だけになり、足元を広くすっきりできるのが特徴だ。253系から採用された。

ハットラック方式
ハットラック(hatrack)とは本来、帽子掛けのことだが、航空機では蓋付き荷物棚のことを示す。網棚から発展した鉄道車両の荷物棚も、使い易さやすっきりとした外観を追求、一部の車両で採用されている。

ハイデッカーとダブルデッカー
鉄道車両は乗り心地や居住性を高めるため、さまざまな工夫をしている。ハイデッカーとは高床式の車両で、車窓からの視界に優れている。ダブルデッカーとは2階建て車両のことで、定員を増やすことができる。

クロハ
電車の形式を示す記号で、その表記には一定のルールがある。「ク」は運転室のある制御車、「ロ」はグリーン座席車、「ハ」は普通座席車を示している。このほか、電動車は「モ」、付随車は「サ」で示される。

キハ
気動車(ディーゼルカー)の形式を示す記号だ。「キ」は動力車を示し、運転室の有無は区別しない。「ハ」は普通座席車のこと。このほか、グリーン座席車は「ロ」。JR東日本の気動車はこの3文字で示される。

空気バネ台車
台車とは、車輪を備え、車体を支える走行装置のこと。快適に走行できるよう、バネを使った緩衝装置が組み込まれている。最近の車両は、空気バネが多用され、乗り心地の優れた台車が使われている。

交直両用 交流区間専用 交直流
日本の鉄道では、いろいろな電気方式が使われている。ちなみにJR東日本では、直流1500V、交流2万V、交流2万5000Vの3種。交流の場合、周波数も50ヘルツと60ヘルツの2種があり、さらに複雑だ。

セミクロスシート
車両の座席は、一般に線路と垂直なクロスシート、線路と平行なロングシートがあり、それぞれ特徴がある。クロスシートとロングシートを組み合わせたのがセミクロスシートで、近郊区間などで使われている。

ディーゼルハイブリッドシステム
車両の状況に応じて、ディーゼルエンジン発電機と蓄電池という2種類の動力源を、単独あるいは組合せて走行に必要な動力を発生させるシステム。従来の気動車では不可能であった、ブレーキ時の回生エネルギーの有効活用などにより、省エネルギー化を実現した。

|