

列車制御システムは、列車の衝突や脱線等を防ぎ、列車の運行を安全に、能率的にサポートしています。列車制御システムの多くは、その故障が衝突や脱線等の列車の安全に直結する可能性が高いことから、装置の一部が故障した場合にも、装置を常に安全側に機能させる“フェールセーフ”という考えをもとに構成しています。JR東日本管内を走る1日12,000本以上の列車が毎日安全・確実に運行するための重要なシステムです。

各駅のルートコントロール指示を輸送指令にて集中的に行う制御装置です。お客さまに安定した列車サービスを提供するために多くの列車の運行を効率的に行い、また、風雪などの各種輸送障害に対しても迅速に対応するための情報収集にも役立っています。
今後は早期運転再開をアシストする次期輸送管理システムの開発やダウンタイムの最小化など、信頼性の高いシステム構築を目指しています。

列車の進行を指示する信号機、進路を構成する転てつ器、列車を安全に止めるATS装置などを総合的に制御する装置です。列車制御システムの根幹の設備であり、安全で能率的な列車制御を行っています。

列車同士が衝突しないように列車の間隔を確保するための装置です。運転士は信号機の赤・黄・青を識別し定められた速度にしたがって運転しており、近年では道路の交通信号機と同様にLED信号機が導入され、メンテナンスフリー化を図っています。

JR東日本管内の7,000箇所以上に設備されており、通行者に列車が接近していることを確実に知らせ、事故を未然に防いでいます。近年は、できるだけ遮断時間を短くするための「あかずの踏切」解消にも取り組んでいます。