新潟県 栃尾又温泉
自 在館
心身を休める自在館流現代湯治が、
明日への活力に
共同浴場「霊泉したの湯」(写真)、「霊泉うえの湯」、「霊泉おくの湯」は男女が1日交代で入れ替わる
昔の湯治は、農閑期に自炊をしながら宿に長期滞在するのが主流だった。8世紀開湯と伝わる栃尾又温泉で、自在館は江戸時代より続く湯治宿。“万病の湯”とも称されるラジウム温泉を求め、昔から変わらず多くの湯治客が訪れるが、その滞在スタイルは時代とともに変化している。今、宿ですすめているのが、日常生活でたまった疲れやストレスを解消する「自在館流現代湯治」。それはとてもシンプルで、2泊、3泊の短い滞在中に、温泉に浸かってゆっくり心身を休めようというものだ。
栃尾又の源泉は人肌ほどのぬるめで、湯あたりしにくいため、古くから長湯の伝統がある。「初めての方は30分〜1時間を目安に浸かってください」と湯守の星宗兵さん。源泉かけ流しの湯船で澄んだ湯に身をゆだねると、やわらかな肌ざわりで体をやさしく包んでくれる。3つある共同浴場や貸切風呂を湯めぐりし、合間には部屋で昼寝をしたり、渓谷に臨むロビーでゆっくり過ごしたり。宿のすぐそば、樹齢およそ400年のご神木に守られて鎮座する薬師堂をお参りしてから散策に出かけるのもいい。
自在館の夕食は「一汁四菜」が基本。地元の食材で作れられた料理は栄養バランスを考えた湯治食で、好みで一品料理を追加できる。食事の量も入浴の時間も、自分の体の声に合わせて調節する、そんな休日で心身を癒やしたい。
共同浴場「霊泉おくの湯」。源泉かけ流しと加温の湯船が並ぶ
夕食は「一汁四菜 現代湯治コース」(写真)と、川魚の炭火焼き・鴨鍋などを一品1,100円(税込・現地決済)で追加できる「一汁四菜+選べる追加お食事コース」から選べる
※料理は季節によって変更になる場合があります。
※連泊で異なるコースを選択した場合は延泊割引の対象外となります。
【湯守】星宗兵さん
温泉は自然そのもの、地球からの預かりです。
湯守の使命とは、温泉、それを取り巻く里山の自然環境がいつまでも変わらぬよう、見守り、共に生きてゆくことだと考えています。
この先、100年、200年と、この湯を求める方を変わらずにお迎えできる、そんな温泉でありたいと願います。
渓谷に面した露天「うけづの湯」は貸し切りで利用できる
■風呂:内湯(霊泉したの湯、霊泉うえの湯、霊泉おくの湯)・貸切内湯(たぬきの湯、うさぎの湯)・貸切露天(うけづの湯)
- ※うけづの湯に真水・湯(沸かし湯)・上がり湯の設備(シャワー、カラン)はありません。
- 加水なし
- 加温あり
- 掛流し
- ※一部の浴槽に、温度を保つため加温あり
「浦佐駅」より車で約30分。
- ※「浦佐駅」より送迎あり(改札口を出て右側の待合室にてお待ちください)。
(迎え13時30分頃、送り11時45分頃、2日前までに要予約[TEL])
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栃尾又温泉 自在館
※宿だけプランの販売はございません。
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