| |
|
|
|
| |
JR東日本では首都圏の輸送障害対策として、故障しにくい設備への改良を進めています。これまでATC(自動列車制御装置)で運転する線区以外では、信号機やATS(自動列車停止装置)等などを制御する装置は、線路近傍に分散配置され、故障が生じやすい環境となっていました。そこで中央線(東京駅〜高尾駅間)では信号関係の制御装置を拠点駅にある信号制御室に集約するとともに2重系化し、装置の信頼性を向上させる工事を行いました。(2007年10月全区間の切換が完了しました。)これにより、設備故障による輸送影響を確実に減らすとともに、メンテナンスも容易になりました。
今回、湘南新宿ライン(大船駅〜新宿駅)についても、中央線と同様に信号設備の制御装置を環境が良好な信号制御室に集約・統合し、設備故障を抜本的に低減するとともに、万が一設備故障が発生してもある程度の輸送能力を確保できるよう線区別に信号設備の制御装置を分離します。(図1) |
| |
|
| |
|
|
|
|
|
| |
図1 導入線区 |
| |
|
|
|
| |
主な工事概要
■ 信号制御装置の簡素・統合化
駅中間の線路脇などに分散している軌道回路、信号機、ATS-P装置等の信号関係の制御装置を環境の優れた駅構内の制御室に集約します。(図2)
|
| |
|
| |
|
| |
図2 信号制御装置の簡素・統合化 |
| |
|
|
|
| |
■ 連動装置分離
駅構内の信号機器(信号機や転てつ機など)を制御している装置を連動装置と呼びますが、横浜駅・戸塚駅・大船駅においては、東海道線と横須賀線を同一の連動装置で制御しています。このため、連動装置が故障すると両線とも運転ができなくなるため、線区別に分離して故障発生時の輸送影響範囲を最小限にします。(図3)
|
| |
|
| |
|
| |
図3 輸送影響範囲の低減 |