JR東日本線と他の鉄道会社線を乗り換えてご利用の場合は、乗換駅の改札機を通るたびに、ご乗車区間の最も安価となるIC運賃を全額精算します。なお、入場時のチャージ残額が入場駅の初乗り運賃(IC運賃)に満たない場合は、原則として入場できませんので、あらかじめチャージしたうえでご入場ください。
JR東日本線・池袋駅の出場時に、JR東日本線「東京〜池袋」間のIC運賃208円を精算、練馬駅の出場時に、西武線「池袋〜練馬」間の運賃188円を精算します。(東京駅では精算しません)
改札機を通過することなく2社以上の鉄道会社線をご利用の場合、4社線以内の経路による運賃を自動的に精算します。5社線以上ご利用の場合は、窓口で精算します。
取手駅の出場時に、「みなとみらい線・元町・中華街〜JR東日本線・取手」各区間のIC運賃の合算額1,356円を精算します。(改札機を通過することなく乗り継いだ各区間の合算額を精算します)
直通列車のご利用等により、改札機を通過することなく2社以上の鉄道会社線をご利用の場合、実際の乗車経路にかかわらず、最も安価となる経路のIC運賃で精算します(ただし、【 ルール6】の場合を除きます)。
荻窪駅の出場時に、東武線「草加〜北千住」間のIC運賃と、最も安い経路である「北千住〜荻窪(JR東日本線利用)」間のIC運賃の合算額667円(261円+406円)を精算します。(改札機を通過することなく乗り継ぐことが可能なルートのうち、最も安価となる経路のIC運賃を精算します)
乗換駅の改札機を通過し、一部の区間で「JR東日本線〜東京メトロ線〜JR東日本線」と乗り換えた場合は、全区間1枚のきっぷ(磁気乗車券)をご購入の場合と営業キロの算出方法や割引の有無が異なるため、運賃が異なることがあります。
改札を通って「JR東日本線〜東京メトロ線〜JR東日本線」の経路でご利用の場合、一部の区間では、乗車駅で全区間1枚のきっぷ(磁気乗車券)をご購入できる特例があり、運賃は「前後のJR東日本線の営業キロを通算して計算したJR東日本線運賃」と「東京メトロ線の運賃」の合計額となります。一方、Suicaではこのような特例区間をご利用の場合は、あらかじめ全区間の行程を特定することができないため、「JR東日本線運賃」+「東京メトロ線運賃」+「JR東日本線運賃」のように、改札口を通るごとに区切ってIC運賃をいただきます。
東京メトロ千代田線「西日暮里〜北千住」間を経由して前後でJR東日本線をご利用の場合は、出場するJR東日本の駅の改札機でJR運賃を100円割り引きます。(適用範囲内のJR東日本線発着の場合に限ります)
西日暮里駅では改札機を通過するため、西日暮里駅の出場時に無割引運賃146円を精算します。その後、金町駅の出場時に、「東京メトロ線・西日暮里〜JR東日本線・金町」間の運賃から100円を割り引きした256円(178円+178円-100円)を精算します。
西日暮里駅では改札機を通過するため、西日暮里駅の出場時に「JR東日本線・松戸〜東京メトロ線・西日暮里(北千住接続)」間の無割引IC運賃408円(230円+178円)を精算します。その後、新宿駅の出場時に、JR東日本線「西日暮里〜新宿」間の運賃から100円を割り引きした108円(208円-100円)を精算します。
運賃の割引は、ICカード乗車券で、以下の範囲のJR東日本線発着となる場合に適用します。
JR東日本発(着) | 常磐線「亀有〜取手」間各駅 |
経由 | 東京メトロ千代田線「北千住〜西日暮里」間 |
JR東日本着(発) | 山手線各駅、中央線「東京〜新宿」間各駅、埼京線「池袋〜赤羽」間各駅、京浜東北線「品川〜蕨」間各駅、尾久駅 |
直通列車のご利用等により、改札機を通過することなく「JR東日本線〜東京メトロ線〜JR東日本線」と乗り継ぐ場合は、実際の乗車経路にかかわらず、全区間当社線のご利用としてJR運賃で精算します。
三鷹駅から津田沼駅まで乗車する際に、中野駅および西船橋駅で改札機を通過することなく乗り継いだ場合、津田沼駅の出場時には、全区間当社線のご利用としてJR運賃(824円)を精算します。
【ルール4〜6】のように、JR線−東京メトロ線−JR線と乗り継ぐ場合で、下表にある区間を ご利用のときは、Suicaをご利用の場合と全区間1枚のきっぷ(磁気乗車券)をご利用の 場合では、営業キロの算出方法や割引の有無が異なるため、運賃が異なることがあります。
(1)東京メトロ東西線「中野〜西船橋」間を経由する範囲
JR東日本発(着) | 中央線「高円寺〜三鷹」間各駅 |
経由 | 東京メトロ東西線「中野〜西船橋」間 |
JR東日本着(発) | 総武線「下総中山・船橋〜千葉」間各駅、京葉線「千葉みなと〜南船橋」間各駅 |
(2)東京メトロ千代田線「西日暮里〜北千住」間を経由する範囲
JR東日本発(着) | 常磐線「亀有〜取手」間各駅、武蔵野線「吉川〜新八柱」間各駅 |
経由 | 東京メトロ千代田線「北千住〜西日暮里」間 |
JR東日本着(発) | 京浜東北線「関内〜大宮」間各駅、山手線各駅、埼京線「池袋〜大宮」間各駅、尾久駅、中央線「東京〜三鷹」間各駅 |
中野駅は、JR東日本と東京メトロと改札を共用している駅となっているため、中野駅の出場時に、最も安い経路である「津田沼〜西船橋(JR東日本線利用)」と「西船橋〜中野(東京メトロ線利用)」間のIC運賃の合計額502円を精算します。
鉄道会社間で実施されている「乗継割引」のある区間では、割引を適用した運賃を精算します。ただし、複数の乗継割引が重複する場合( ルール8-3の場合)は、最も高い乗継割引を適用します。
中野駅では改札機を通過することなく乗り継ぎが可能なため、高円寺駅の出場時に乗継割引を適用し、304円を精算します。
京王線・渋谷駅の出場時に無割引運賃126円を精算します。その後、恵比寿駅の出場時に「京王線・下北沢〜JR東日本線・恵比寿」間の乗継割引を適用し、乗継割引適用運賃262円と、すでに精算した126円との差額となる136円を精算します。
1回のご利用行程の中に複数の乗継割引が重複する場合は、割引額が高い方の乗継割引運賃を適用します。上記のケースでは、西武線+都営線の合算運賃に乗継割引(20円)を適用し、461円を精算します。
小児のIC運賃は、大人のIC運賃の計算経路で精算します。
荻窪駅の出場時に「東京メトロ線・飯田橋〜JR東日本線・荻窪」間の運賃187円を精算します。