TRAIN SUITE 四季島を支える想い TRAIN SUITE 四季島を支える想い

Vol.1:トレインクルー ゼネラルマネージャー
宮岡 光重の想い

「最高のサービス」を目指して――。

「TRAIN SUITE 四季島」の車内で、客室やお食事のサービス、旅先での観光ガイドなどを担当するトレインクルーの訓練が佳境に入っている。
12月11日早朝、上野発のカシオペア号にて、トレインクルーと、車内の食事の調理を担当するキッチンスタッフの実地訓練が行われた。

今回の訓練では実際に走行している列車内でフランス料理の食事のサービスを行う。
今までホテル内のレストランでの研修は重ねてきたが、今回は初めて車内でお客さまに食事をお出しする機会とあって、クルーはみな緊張気味だ。
揺れる車内でワインなどの飲み物を注ぎ、通常のレストランより狭い通路を通って繊細な盛り付けのフランス料理を運ぶ。そして料理を一皿下げるごとに新たにカトラリーを配置するなど、慣れない身にとっては大変なことだ。

課題としたのは、スタッフ同士の連携

クルーの指導役である「TRAIN SUITE 四季島」ゼネラルマネージャーの宮岡光重は、この訓練での課題をこう語る。

「課題としたのは、お食事をサービスする者とキッチンスタッフとの、そしてサービススタッフ同士の連携をいかに円滑にするかということでした。お料理を美しい盛りつけのまま、温かいものも冷たいものも最高の状態で召し上がっていただけるように、お客さまのお食事の進み具合を見ながらクルー全体に指示出しをする役割を一人置くという方法を取ってみました。」

生産者や料理人の“想い”をお伝えする

料理を出す際には、東日本の季節の食材や、それらを生産した人々の言葉などがクルーから添えられる。

「『TRAIN SUITE 四季島』のお食事ならではの演出として、単なる説明ではなく、生産者や料理人の“想い”をお伝えすることにしています。今回車内で実践してみて、それが長過ぎてもよくないですし、頃合いがむずかしい。そのあたりはクルー一人一人が新たな目標を認識できたようです。」

「TRAIN SUITE 四季島」ならではの旅の思い出となるように

その土地土地でなくては味わえない料理とともに、クルーとの会話や車窓の景色が「TRAIN SUITE 四季島」ならではの旅の思い出となる。
そんなひと時を担うクルーたちの最高のサービスを実現したいという意気込みは、実地訓練を経て、ますます高まっている。

TRAIN SUITE 四季島
トレインクルー ゼネラルマネージャー
宮岡 光重

※車内の写真は、すべてカシオペア内の写真です。

[ 写真=名取 和久、文=鈴木 伸子 ]