究極の安全を目指して

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安全設備の整備

踏切事故対策

1987年の会社発足時、年間247件あった踏切事故は、大幅に減少して、2011年度は36件となりました。

踏切事故の6割近くを占める自動車との事故の対策として、踏切内で立ち往生した際に検知して列車を止める「障害物検知装置」や、警報機の位置を遠くから見えるように変えた「オーバーハング型警報機」、しゃ断かんを太くし、さらに赤白の反射板を貼り付けることにより昼夜の視認性向上を図った「赤白大口径しゃ断かん」も増備し、効果の検証を行っています。その一方で、踏切を通行する歩行者やドライバーの皆さまのご理解・ご協力を仰ぐために踏切事故防止のキャンペーンを実施しています。

 また、自治体や住民の皆さま、警察などのご協力をいただきながら踏切の立体交差化を進めているほか、踏切における脱線事故発生時の2次被害対策として脱線防止ガードの敷設を進めています。

障害物検知装置の写真

障害物検知装置

オーバーハング型警報機の写真

オーバーハング型警報機

赤白大口径しゃ断かんの写真

赤白大口径しゃ断かん

踏切事故ゼロ運動の写真

踏切事故ゼロ運動

最近の事例として、鶴見駅構内にあった東海道線総持寺踏切は、首都圏内でも踏切死傷件数が突出した踏切であったため、2005年より隣接するこ線橋のバリアフリー化を進め、2010年度より朝夕通勤時間帯、2011年度より6時から21時の間で踏切通行を禁止していました。これまでの間、関係の皆さまとの調整を進めてきました結果、2012年4月1日よりこの踏切を廃止することとなりました。

廃止となった東海道線総持寺踏切の写真
廃止となった東海道線総持寺踏切の写真

廃止となった東海道線総持寺踏切

プラットホーム上の安全

お客さまがホーム上や、ホームから転落して、列車と接触する事故は、2011年度には75件発生しました。ホーム上のお客さまの安全のため、「非常停止ボタン」などの整備を進める一方、お客さま自身に注意していただくことも大切であることから、ポスターなどで「プラットホーム安全キャンペーン」を実施し、お客さまの安全意識を高める取り組みを行っています。

また、ホームにおけるお客さまの事故防止対策として、山手線へのホームドア導入に取り組んでいます。2011年度は山手線E231系の4扉車の置き換えが完了したことから、先行導入した恵比寿駅、目黒駅の2駅のホームドア未設置箇所を解消しました。先行2駅の実績を踏まえて2010年度から本格的に工事を進めており、2012年度に大崎・池袋駅、2013年度に大塚・巣鴨・駒込・新大久保・目白・高田馬場・田町駅で完成させる予定です。ほかの山手線の駅については、大規模改良が予定されている新橋・渋谷・新宿・東京・品川・浜松町駅を除く23駅で2015年度末までに設置する予定です。
このほか1日あたりの乗降人員が10万人以上の駅については、概ね5年を目処に、ホーム内側部分に線状突起を設けてホームの内外が分かるようにした内方線付き点状ブロックの整備に取り組んでまいります。

山手線のホームドアの写真

山手線のホームドア

非常停止ボタンの写真

非常停止ボタン

画像処理式転落検知装置(イメージ図)

画像処理式転落検知装置

プラットホーム安全キャンペーン(イメージ図)

プラットホーム安全キャンペーン