2004年10月23日に発生した新潟県中越地震では、上越新幹線「とき325号」が脱線し、これまでに原因の究明と対策を行ってきました。今回の地震では、営業運転中の列車に脱線はなかったものの、試運転列車が低速で脱線しました。今後も、新幹線の車両や軌道などの調査を行い、さらなる安全対策を検討していきます。
台車に逆L型をした車両ガイド機構を設置し、車両が脱線した場合は、ガイド機構により車輪が一定以上横方向に移動することを防止します。2008年8月にすべての新幹線に設置が完了しております。

車両が脱線した場合に、車輪もしくは台車の部材が、接着絶縁継目部(信号回路の変更点にあるレールとレールを繋ぐ金具)に当たるときの衝撃を低減させるための対策です。具体的には、接着絶縁継目部の継目板とボルトに直接車輪が当たらないような継目板の形状に改良する対策を進めており、2011年度に新幹線全線区の施工が完了しました。

車両が脱線して、レールを締結する金具が破損した場合にも、車輪をレールで誘導できるように、レールの転倒および大幅な横方向のずれを防止するものです。
スラブ軌道用レール転倒防止装置については2009年度より設置を開始しています。
レール転倒防止装置

