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輸送・車両・機械

車両
「車両」フィールドでは、開発から設計、製造、メンテナンス、改造までの車両のライフサイクルの各段階の情報を統合して活用・フィードバックすることで、お客さまが目的地まで移動するための空間(商品)である車両を提供しています。

事業ミッション Business Mission

『車両開発』は、新たに投入する新型車両のコンセプトや仕様を考案し、メーカーと連携しながら、それを形にしていく仕事です。 『車両製造』は、主に首都圏の通勤・近郊型電車を製造しています。当社は、国内の鉄道事業者として唯一、新車を製造する工場(新津車両製作所)を所有しており、グループ会社の(株)総合車両製作所とともに車両製造事業を経営の第4の柱として確立することをめざしています。
『車両メンテナンス』は、常に安全で故障のない車両を提供し、お客さまに安心して鉄道をご利用いただくための重要な仕事です。
『改造』は、古くなった車両のリニューアル工事や、故障防止やサービス向上のための改良工事も手がけています。これらの業務を通して車両のライフサイクル全般にわたる技術力の向上をめざしています。

車両製造工場(新津車両製作所) 車両製造工場(新津車両製作所)

具体的な取組み Concrete Measures

『車両メンテナンス』では、JR東日本が所有する約13,000両もの車両に対して、定期的な検査を確実に実施するとともに、より効率的かつ品質を向上させるためのメンテナンス体制を構築しました。『車両開発』では、サービス向上、競争力強化、鉄道技術全般のレベルアップを目的として、各種の高速走行試験結果を反映させたE5系新幹線車両を製作、2011年3月に東北新幹線「はやぶさ」として走行を開始しました。また、E5系と併結して320km/hで営業運転が可能な秋田新幹線用の新型車両(E6系)も製作し、新幹線の更なる高速化に向けた技術開発・新幹線ネットワークの充実に向けた開発を進めています。在来線車両では、2012年3月より、上野駅と常磐線主要駅の間を結ぶ特急列車の新型車両としてE657系を順次投入し、運転を開始しました。この新型車両は、静粛性や乗り心地の向上、およびWiMAXを活用した車内ブロードバンド環境の提供やユニバーサルデザインを採用した車内設備の充実を図っています。

高速新幹線(E6系)量産先行車 高速新幹線(E6系)量産先行車

これから実現したいこと long-range objective

JR東日本は、鉄道事業者でありながら車両メーカーでもある強みを活かし、実際の車両の運用面やメンテナンス面の情報をフィードバックしながら、車両に関する研究開発を継続的に行っています。新幹線の高速化については、これまでの研究成果をもとに、課題となっている沿線騒音低減対策、トンネル微気圧波対策、曲線通過時などの乗り心地の向上対策などについて基礎研究の深度化、新たな視点からの再アプローチ、各種地上対策のコストダウンの研究に引き続き取り組み、速度向上に向けた技術開発に挑戦していきます。また、環境負荷低減のため、ディーゼルハイブリッド車両の開発をすすめ、2007年から小海線で営業運転を開始しました。現在は、さらなる環境負荷低減のため、非電化区間を蓄電池の電力のみで走行する「蓄電池駆動電車システム」の開発をすすめています。大容量の蓄電池と制御システムを搭載した試験車両「NE Train スマート電池くん」で走行試験を行っており、近い将来の実用化をめざしています。

NE Train スマート電池くん NE Train スマート電池くん

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