
- 「エネルギー」フィールドは、JR 東日本の最大の商品である「鉄道輸送サービス」を安定的に提供するために欠かせない仕事です。エネルギーフィールドのエンジニアは、技術力で幾多の課題を解決し、安全・安定輸送を支えていきます。
JR東日本では、自営発電所で発電した電力を1,200kmにもおよぶ自営送電線・変電設備から電車線路・配電設備などを経由して供給しており、電車を動かし、駅を活性化するためのエネルギーとして使用しています。また、発電から電力を消費する列車、照明や電光掲示器などの電力負荷設備までをトータルに管理し、鉄道輸送の安全性と安定性の確保はもちろん、お客さまへ快適な空間の提供および将来のエネルギー戦略の検討を行っています。
エネルギーの発生から消費までをトータルで管理。エネルギーネットワークの更新・強化に取り組む
JR東日本では、新潟県に信濃川発電所(水力)、神奈川県に川崎発電所(火力)を有しており、発生させた自営電力は、東京電力から供給される電力とあわせて首都圏列車の安定運行に用いています。また、環境保護活動にも積極的に取り組んでいます。たとえば、CO2排出量の少ない天然ガスを燃料とした火力発電設備の導入や、ホーム屋根を活用した太陽光発電装置の設置、消費電力の少ないLED照明の導入を進めており、今後も随時拡充していきます。
東京駅ホーム屋根への太陽光発電パネル設置イメージ図
JR東日本の事業では、列車の運行やお客さまへのサービス提供など、あらゆる場面で電力が必要です。昨今では、新幹線の高速運転や列車増発などの輸送サービスの改善や、エレベータ設置などの駅のバリアフリー化、エキナカビジネスにともなう開発など、各事業における電力需要はますます増加しています。このような高まる電力需要に対応するために、設備の強化をさらに進める計画です。JR東日本では、発電所だけでなく変電設備や配電設備、さらに電車線路設備といった、多種多様な電力設備を保有しています。最新設備の導入により、電力設備の更新・強化を行うことで、電力需要に対応するだけでなく、メンテナンスの省力化もめざします。
電車線路設備の簡素・統合化により、省メンテナンスを実現したインテグレート架線
JR東日本ではこれまで、自営発電所などの設備更新や蓄電池駆動電車の試験など、エネルギー分野の新技術導入に取り組んできました。その一環として、エネルギー利用の一層の効率化をめざし、「スマートグリッド技術」を適用する検討を進めています。
【スマートグリッド技術適用の一例】回生電力を電池に充電し、次の加速時に放電することで、回生電力を有効利用します。







