
- 東京圏の鉄道ネットワークや5方面に伸びる新幹線ネットワーク、東日本エリアに広がる地方路線を活用し、人の流れを創り出していくのが鉄道営業の仕事です。お客さまの声やマーケット・リサーチに基づき、さまざまな施策に取り組んでいます。
鉄道営業のミッションは、人の移動を含めた交流の創出です。そのために、営業エリア内に存在する観光素材を地元と一体となって掘り起こし、その魅力を発信することで、お客さまを鉄道の旅へと誘う観光開発に取り組んでいます。また、会員組織や自社旅行ブランドを活用したさまざまな商品の開発や、お客さまのニーズやご利用実態に応じた列車を設定し、輸送サービスを充実させることで、お客さまの快適でスムーズな移動およびご旅行の実現を図っています。SuicaやインターネットなどのITを活用した新しい販売戦略の企画・策定により、お客さまの利便性や快適性の向上にも取り組んでいます。
JR東日本のシニア会員組織「大人の休日倶楽部」
地元と連携し、集中宣伝・集中送客する「デスティネーションキャンペーン(DC)」、列車の旅の楽しさを提案する「リゾートトレイン」の運行、地元の人たちが考えご案内する旅行商品ブランド「旅市」の販売など新たな旅行需要を創出しています。また、シニア層のお客さまを対象にした会員組織「大人の休日倶楽部」では、会員限定のおトクなきっぷや旅行商品、会員限定イベントの開催や趣味のサークル「趣味の会」の開催、他企業との提携による特典など、さまざまなサービスを提供し、鉄道利用促進と会員満足度向上に取り組んでいます。JR東日本が企画・実施する国内旅行ブランド「びゅう」では、JR東日本の鉄道網を活かし、ターゲットを絞った特徴ある商品を数多く展開しています。輸送サービス面では、2011年3月5日から東北新幹線の東京〜新青森間においてE5系「はやぶさ」の営業運転を開始。新幹線における新たなグレード「グランクラス」を導入し、高級かつゆとりある移動空間とサービスを提供しています。待たずにきっぷが買えるサービスとして、インターネットできっぷを予約し指定席券売機で簡単に受け取れる「えきねっと」や、携帯電話でJR東日本の新幹線をチケットレスでご利用いただける「モバイルSuica 特急券サービス」を開始しています。また、駅を快適にご利用いただけるよう、サービスマネージャーの拡充や総合案内カウンターの設置、輸送障害時などの運行情報を表示する大型ディスプレイの設置など、「人(ソフト)」と「設備(ハード)」の両面からのサービス向上に力を入れています。
国内新幹線初となるファーストクラス「グランクラス」
新幹線輸送や首都圏輸送は、すでに確固としたマーケットが存在します。このマーケットの大半のお客さまは移動の必然性がある方で、複数の移動手段のなかからJR東日本を選択していただいています。しかしながら、人口減少や少子高齢化が続く日本において、JR東日本が今後も持続的に発展し続けるためには、必然性があるお客さまに対して引き続き魅力的なサービスを提供することに加え、移動の必然性がないお客さまや海外からのお客さまに、JR東日本を利用していただくための工夫をしなければなりません。JR東日本エリア内の地域には、まだ知られていない魅力ある観光資源がたくさんあります。このような観光資源を地元の方と一緒に掘り起こすとともに、鉄道の旅を満喫できるような列車を運転するなど、JR東日本の新たなお客さま、そしてファンを創る施策に今後も取り組み続けます。
地元の人たちが考え、ご案内する旅行商品ブランド「旅市」





