
- JR東日本では、駅を中心としたさまざまな建築プロジェクトを推進しています。そうしたなか、建築エンジニアは企画・計画から設計、工事監理、メンテナンスといったさまざまなプロセスに携わり、建築物の総合的なプロデュースをし、新駅建設、大規模駅改良、エキナカ開発、駅ビル、ホテルといった商業施設開発など、鉄道事業と生活サービス事業に関連する幅広いプロジェクトにかかわっています。
お客さまや地域社会との接点でもある駅は、1日約1,650万人もの方々が利用しています。JR東日本では、お客さまの利便性向上と高収益化をめざした21世紀の新しい駅づくり「ステーションルネッサンス」を推進し、駅の可能性を100%引き出すことを重要な経営課題としています。そのなかで建築フィールドは、新宿駅のような150万人ものお客さまがご利用されるターミナル駅や新幹線の駅、地域の交通拠点となる駅、観光地の駅など、それぞれの駅にあわせて、より利便性の高い、魅力ある駅空間づくりを行っています。線路上空における人工地盤の構築をともなうような大規模な駅改良から、既存の駅の改良やメンテナンスまで当社の建築フィールドの仕事は多岐にわたります。
さいたま新都心駅
バリアフリー設備、びゅうプラザ、案内サイン、駅トイレ、待合室の整備・見直し・改修など、お客さまに便利で快適な駅空間を提供するためのさまざまな駅改良は、建築フィールドの核となる仕事です。たとえば、駅トイレは、かつて臭く汚いというイメージをもたれていましたが、さまざまな設備の改良を繰り返し、お客さまが快適にご利用いただける空間に作り変えてきました。大規模なプロジェクトの推進も、建築フィールドの仕事です。立川駅ステーションルネッサンス(エキュート立川)では、新しい施工方法の開発により工期の短縮を図りました。また、それぞれの地域のランドマークとなる駅づくりも進めてきました。2011年4月に橋上駅舎を使用開始した常磐線日立駅では、自由通路と一体で海側にガラスを大きくとった開放感のあるデザインを採用。デザイン監修は妹島和世建築設計事務所が担当しました。
エキュート立川駅
東京駅エリアでは、首都東京の「顔」にふさわしい多彩な魅力と先進の機能をもった駅=街「Tokyo Station City」が進行中です。最大の注目施設である丸の内駅舎の保存・復原工事では、2012年に各施設を開業しました。八重洲口ではグラントウキョウノースタワーの増床工事が2012年に竣工し、ノースタワーとサウスタワーの2棟を結ぶペデストリアンデッキとそれを覆う大屋根グランルーフの竣工を2013年に予定しています。その他、新宿や千葉などの首都圏ターミナル駅で大規模プロジェクトが進行しています。
JR東日本では、これからも魅力ある街のランドマークとなる駅づくりをめざして地域の環境や生活と調和した駅のデザインを進めていきます。
東京駅八重洲口全景(完成イメージ)





