伊藤
先輩方がどのようにお仕事と育児を両立されているか、いろいろ教えていただきたいと思います。早速ですが、入社のきっかけから教えてください。
柳瀬
大学時代は工学部で社会工学を学び、街づくりに興味がありました。会社を選ぶ時、その延長線上にディベロッパーという選択肢が出てきたんです。ちょうどガーラ湯沢スキー場ができた頃で、スキー場を造るだけでなくお客さまをお連れする手段を自社で持っているというスケール感に魅力を感じたのが、当社を企業訪問したきっかけでした。
北村
学生時代、長野オリンピックのボランティアを経験したのがきっかけです。東京駅で長野へ行き来するお客さまのご案内を担当したのですが、そのとき一緒に仕事をした社員から「公共性が高く地域に貢献できる仕事で、入社後に活躍できるフィールドが広い」という話を聞いたのが始まりでした。
伊藤
運命の出会いですね!
北村
そうかもしれません(笑)。しかも入社後最初の配属先が東京駅だったんです。当時は今と比べると女性社員がまだ少なかったのですが、温かく迎え入れてもらいました。
柳瀬
私も温かい目で見守っていただいた覚えがあります。人間味溢れる懐深い人が多い会社という印象は、入社前も今も変わりません。チームワークが良いのも当社ならでは。鉄道は1人では運行できませんから、やはり個人プレーよりチームプレー重視になります。そうそう、先ほど「以前は女性が少なかった」という話が北村さんから出ましたが、現在私が働く生活サービス事業部門は、部門長7人のうち4人が女性です。皆さんがずらりと並んでお仕事されている姿を見て「当社も随分変わったな」と実感しました。
伊藤
確かに、生活サービス事業部門は女性が多いですね。
柳瀬
買い物にいらっしゃるお客さまも半分以上は女性ですから。「ベビーカーだとこの通路は通りにくい」「こんなレイアウトの方が買い物しやすい」など、日々の生活者としての視点が活きるんです。
伊藤
柳瀬副課長は、駅ビルや周辺地域開発にずっと携わっていらっしゃるんですよね。
柳瀬
入社2年目で資格取得支援制度に応募して、不動産鑑定士の資格にチャレンジしました。筆記試験に合格した後、実務経験を積むため不動産会社に1年半出向して、戻ってきてからずっと駅を中心とした街づくりに携わっています。今は特に駅ナカ、駅周辺の店舗開発や、駅の改良と一体で行う開発業務を担当しています。
伊藤
駅の改良も同時に、となるとさまざまな調整が必要となりそうですが…。
柳瀬
駅や地域の特性を考慮しながら、最適な店舗計画を立て、社内の関係部署や行政などたくさんの方々と協議や調整を重ねながら実現していくんです。計画が決まってから完成まで最低2年以上はかかる、息の長い仕事です。
伊藤
北村さんは研修や採用のお仕事をなさっていたんですね。
北村
そうです。入社して東京駅でみどりの窓口での乗車券類の販売を1年し、その後、山手線と横須賀線の車掌業務に1年従事しました。その後人事課で新入社員や階層別研修の企画・運営に携わりました。それからグループ会社に出向して採用業務を担当し、第1子出産を機に育児休職したんです。