![]()
当社では、50歳以上のお客さまを対象に、新しい旅行企画や会員相互の交流を提案する会員制組織「大人の休日倶楽部」を展開しており、現在150万人を超える方に会員になっていただいております。そのなかで私は、会員向けコンテンツの企画や会員誌の編集などを担当しています。具体的には、東日本を中心とした地域の「食」や「文化」などを楽しむ旅行の企画、他業種・他企業との提携によるイベントの実施、「趣味の会(カルチャースクール)」講座の展開などです。会員の年齢・性別・地域・趣味嗜好などを絞り込みターゲットマーケティングを意識した情報収集を行い、グループ会社と連携しながら会員さまに楽しんでいただける新しい企画を立てられるよう日々努力しています。提携先や企画内容は新しいことが多く、マニュアルや正解はどこにもないため実施の過程では課題が山積みで、不安や緊張感をともないます。しかし、ほぼ初対面のメンバーとともに「事業の成功」という共通のミッションに向け、互いの経験や知見を出し合い、仕事を通じた信頼関係を構築できたとき、さらには相乗効果を発揮して、ひとりでは成しえない成果を実現したときの達成感はひとしおです。
![]()
2010年から2年間担当した目白駅長としての経験が印象に残っています。以前は無意識のうちに、駅長は男性がやるもので自分には縁がないと思っていました。しかし、実際に目白駅の駅長に着任し、多くのお客さまと直接ふれあうことで、安全を担うJR東日本の公共交通機関としての使命、サービス業としての役割を改めて考えることができました。部下には定年に近い男性社員から入社したての若い女性社員まで、出身地も東北から九州までと幅広く、経歴も新卒だけではなく社会人経験者と、さまざまな社員の力を借りてチームで仕事をしていました。いろいろな経験や価値観を持っている社員と一緒に、24時間・年中無休の「駅」で過ごすうちに、私自身の価値観や人生を振り返る機会となる貴重な期間となりました。
![]()
就職活動の分類表で、JR東日本が「運輸」ではなく「サービス」に分類される日をめざして頑張ります。具体的には、通勤・通学・観光という「大勢」の方を、単に「運ぶ」のではなく、高齢者や海外からお越しの方のような鉄道に不慣れな方にも優しい「一人ひとり」のニーズに合わせた「サービス」を提供できるような企業です。航空、船舶、バス、鉄道などの運輸業界をはじめ、流通業界を含む幅広い業界の企業と提携し、駅設備などのハード面や制度などのソフト面を整備することで、お客さまがもっとスムーズに利用できて、生活が豊かになるような仕組みづくりに携わることが目標です。そのために、今は与えられたステージで、つねにお客さまを意識し、思いやりを持って、チームワークを大切にしながら仕事に臨みたいと考えます。

