社員を知る

輸送の最前線で お客さまの視点に立ち 駅全体の安全確保に挑む。 水戸支社 水戸駅 長谷部 卓雄 TAKUO HASEBE 1995年入社 プロフェッショナル採用

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現在取り組んでいる仕事を教えてください。

駅全体を見渡す立場からお客さまの安全と安定運行に万全を期す

常磐線、水郡線、鹿島臨海鉄道が乗り入れている水戸駅の輸送室には、輸送担当と信号担当が在籍しており、お客さまが安全に安心してご利用できるよう、日々業務に取り組んでいます。そのなかで私は輸送主務として、主にホームでのアナウンスやお客さまの乗降時の安全確認、また、指令員、信号担当と連携して行う夜間工事対応などに携わっています。普段の業務で気をつけていることは、列車到着時のお客さまの動向です。たとえば、通勤・通学の時間帯には、上りホームであっても、上り列車だけではなく逆方向から折り返してくる列車もあります。しかし、お客さまは先入観により、反対側から近づいてきた列車に気づかず、あわや接触・・・という危険が考えられます。そこでアナウンスの際、通常「5番線に普通列車が入ります」と言うところを、「5番線に赤塚方面より水戸止まりの列車が入ります」と詳細な情報を伝えるなど、お客さま視点で放送にひと工夫を加えて事故防止に努めています。また、夜間作業の分岐器の転換や、異常時の信号担当への指示など、駅構内における運転取扱い業務においては、駅長と同等の権限で携わるという、重要なミッションを担っています。安全を継承していくためにも、若手社員の指導担当として、12年間の運転士時代に身につけた輸送業務のノウハウ伝授に努めながら、駅全体の安全確保に取り組んでいます。

いちばん印象に残っている仕事は?

12年間のノウハウを全て伝授

12年間の運転士時代に2人の運転士を育てたことが一番の思い出です。誰しも初めはわからないことが多すぎて、不安を抱えるものです。私が指導した後輩も、最初のころは「何がわからないのかがわからない」と自信を失いかけていました。そこで、わからないことをすべて洗い出し、私なりの解決策を伝授して、一つひとつなくしていきました。本当はできるはずのことをわからないままにしておくのはもったいないという思いから、見習い期間にできる限りのことを伝授したかったからです。乗務の合間を見つけてはノウハウや心構えを伝え、ときには運転業務に関するクイズを出すなどして成長を後押ししました。また、異常時は冷静さが欠け、所定の措置を忘れるなどのミスを犯しがちです。そこで、「列車を停車させてから、まず、他の列車を緊急停止させるために防護無線を発報し、車両用信号炎管を発煙させること。その後、指令との連絡を密にして行動すればよい」という流れで、異常時に不可欠な知識を繰り返し教え込みました。こうして指導した後輩が初めてひとりで運転した日、小動物と衝突して停車してしまったのですが、無事に運転再開させることができました。「焦らずに一連の異常時対応を行うことができました」と報告を受けたときには、自分のことのように嬉しかったです。私自身も、後輩に対しての指導育成とコミュニケーションの大切さを学びました。

これから挑戦していきたいことは?

輸送業務の奥深さを、とことん追究する

現在の仕事でもっとも苦労しているのは異常時の対応です。ダイヤの乱れが長引くに連れて、次にどの列車が入線してくるのか判断が難しくなり、当務助役に頼る場面が多くなってしまうのが現状です。まだまだ学ぶべきことが多いと痛感しています。また、列車の運転席から駅の輸送室へと職場が変わって、駅業務全体を見渡せるようになり、他の部門に対する関心が高まってきました。まずは現在の業務にかかわりの深い信号業務を経験してみたいと考えています。信号設備やシステムの仕組みを深く知ることができれば、輸送業務への理解も深まるはずです。輸送業務を極めることで、将来の夢である、助役、駅長への道も開けてくるのではと思っています。

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