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1日約52,000人の乗降客数がある総武線幕張本郷駅の駅長として、駅社員の管理を中心に、駅のマネジメント全般を担当しています。主にお客さまに対するサービスを行うのは助役をはじめとする駅社員。彼らの声を活用することが、お客さまにご利用いただきやすい駅づくりにつながると考え、駅社員の要望をもとに設備を整備するなど、職場環境の改善に取り組んでいます。実際、駅社員の提案がきっかけで、お客さま用の救護室が設置された例もあります。この仕事で大切なのは駅社員と現場の情報を共有すること。小規模な駅であるため駅長室は設けず、駅社員と机を並べて普段からコミュニケーションを図るなど、話しやすい雰囲気づくりを心がけています。また、毎日構内を巡回し、駅社員から情報を収集したり、直にお客さまからご意見を伺うことも欠かせません。朝のラッシュ時にはホームに出て補助業務も行うこともあります。支社などでの定例会議に出席する機会も多く、各駅の現状報告や他の駅長との情報交換を通じて、自駅のオペレーション向上につなげています。そのほか、地元自治体の防災会議や地元の祭りに参加するなど、地域貢献活動にも取り組んでいます。
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幕張本郷駅は2011年10月1日に開業30周年を迎えました。それにともない、記念入場券の発売や飾りつけなどに取り組みました。日ごろ、駅をご利用いただいているお客さまへの感謝の気持ちを込めて、お客さまの記念に残る物を提供したいという想いに加え、駅の増収にもつながるものとして考えたのが記念入場券です。きっぷのデザインには、幕張車両センターに歴代所属していた車両の当時の写真を使用。同時に開業した東船橋駅の記念入場券も一緒に納められる台紙も用意しました。朝7時から販売を始め、12時前には用意した2,000部を完売。このほか、10月1日に構内店舗においてSuicaで決済したお客さまにSuicaペンギングッズをプレゼントするサービスや、駅構内に総武線の昔の列車を写した写真を展示するなどの取組みも実施。写真展示はお客さまから大変ご好評をいただき、展示期間を延長したほどです。この記念すべき年を駅長として迎え、駅社員をはじめ、支社の関係部署と連携しながらイベントを手がけることができたことは、大変貴重な経験となりました。
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助役から駅長になってもっとも大きく変わった点は、24時間気が抜けないことです。助役は交代勤務であるため、勤務時間が終わればオンとオフの切り替えができるのですが、駅長は駅で何かが起きたらすぐ対応できるよう、つねに連絡を受けられる態勢でいることが求められており、責任の大きさを感じています。今後の目標は、駅長としてのキャリアを積み重ね、さらに大きな駅の駅長を経験すること。今は、お客さまや社員と接するなかで、さまざまな経験を積むことの大切さを実感しているところ。入社以来20年以上にわたって駅、乗務員、指令、支社など、さまざまな業務を経験してきましたが、今でも未経験の事態に直面することがあります。駅長であっても、自分の目と耳で現場を確認することの大切さを痛感しており、気を引き締めて日々の業務に取り組んでいます。

