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震災復興に大きなやりがい。 無事故で工事を完了させ、 運転再開を成し遂げる。 仙台支社 仙台土木技術センター  庄子 公崇 KIMITAKA SHOJI 2003年入社 プロフェッショナル採用

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現在取り組んでいる仕事を教えてください。

震災で運転を中止している沿線の復旧工事プロジェクト

2011年3月11日の津波被害によって運転を中止している沿岸沿線の運転再開に向けた「津波線区復旧工事プロジェクト」に所属し、常磐線(浜吉田〜亘理間)と石巻線(渡波〜浦宿間)を担当しています。被害を受けた橋梁やホームなどの土木構造物の復旧工事の安全、品質、工程管理などの監督業務が主な仕事です。私の赴任前に漂流物やがれきの撤去作業は終わり、文字通り「何もない状況」からの復旧工事。工事を行ううえで欠かせない系統を超えた調整に奔走しています。復旧にあたり、まず行ったのはレールを敷くために必要な路盤の確認作業です。線路の跡を実際に歩き、目視で確認しました。そのうえで、営業・運輸・保線・電気部門などの、系統間の調整をしつつ、手順を決めた後、工事を進めました。この系統を超えた打合せは工期中も必要に応じて行っています。関係箇所の要望を聞き、調整を行うことは容易な作業ではありません。つらい震災を経験した街、地域の復興にかかわる仕事に携わることは大きな使命だと感じています。

いちばん印象に残っている仕事は?

異常時対応をし、さまざまな経験を積むことが成長につながる

入社2年目に初めて土日祝日の責任出番(助役1名と一般社員数名での祝日対応)を任された日に、工事現場での材料盗難と新幹線高架下での火災が同時発生しました。2つの事故情報を整理し、関係箇所に報告。そして事故概況について報告書をまとめました。責任出番初日で、報告書を2件同時にまとめあげたことは、自分の成長につながる経験となりました。また震災時の記憶は、今でも鮮明に蘇ります。私は新幹線の地震計の点検に携わっていました。地震をいち早く察知し、あれだけの揺れにも新幹線を安全に停車できたことで、JR東日本の技術力と自分の仕事を誇りに思いました。しかしその後、復旧作業を進め、運転再開の見通しがついた4月7日、大きな余震に見舞われ、作業が振り出しに戻ったときには、本当に心が折れそうになりました。気力を振り絞って一から行った作業など、多くの困難を乗り越えた末に列車が運転再開したときには、これまでにない達成感を感じました。

これから挑戦していきたいことは?

他系統の仕事についても理解を深め、全体を統括できる管理者への成長

これまで土木構造物の検査や工事の設計、監督業務を経験してきました。また2006年から4年間は国内大学在学制度を活用し、首都圏の駅での営業業務と大学での勉強を経験し、物事をより広い視野で捉えられるようになったと感じています。将来的にはもっといろいろな分野を経験し、他系統の仕事についても理解を深め、全体を統括できる管理者をめざしたいと思います。しかし当面は、「津波線区復旧工事プロジェクト」の業務に専念しなければなりません。常磐線の浜吉田〜亘理間の再開予定日が新聞で発表されてすぐ、現在使われていない浜吉田駅に、地元の方が書かれたと思われる「来春運転再開、常磐線!」と書かれた紙が貼り出されました。これを見て以来、「なんとしても無事故で工事を完了させて、運転を再開させなければ」と心に誓い、復旧工事に取り組んでいます。

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