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建設工事部門の使命は、1日に1650万人ものお客さまにご利用いただいている駅や鉄道施設のポテンシャルを最大限に発揮し、お客さま満足の向上や豊かな街づくりに貢献することです。そのなかで私は、東日本大震災により津波被害を受けた太平洋沿岸線区の復旧に携わっています。具体的には、被災した地域全体の復興を考慮し、街づくりと一体となった復旧をめざし、国や関係自治体などとの協議、復旧方針を踏まえた具体的な工事計画の策定を担当しています。現在担当している仕事を通じて、被災線区周辺地域の交通手段を1日でも早く確保し、沿線にお住まいのお客さまに喜んでいただくことが、今の私にとって最大のミッションです。
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東日本大震災により津波被害を受けた太平洋沿岸線区のうち、気仙沼線(柳津〜気仙沼間)、大般渡線(気仙沼〜盛間)については、安全な輸送機関と地域の交通手段の早期確保の観点から、「BRT(バス高速輸送)による仮復旧」を急いでいます。「BRT」は、これまで携わってきた鉄道と全く異なる未知の領域ですが、悩んでいる暇はありません。1日も早い仮復旧をめざし、国や関係自治体と協議、調整を重ねながら工事計画の策定を進めています。この結果、2012年8月にバス専用道が一部区間で使用開始されました。今後もバス専用道整備区間を延長することで、地域の期待に応えたいと思います。また、常磐線および仙石線については、関係自治体の復興や街づくり計画と一体となって一部区間のルートを移設しての復旧をめざしています。この2線区は、線路が敷かれていなかった場所に新たに線路を敷くことになります。これまで培った知識、経験を活かし、新たなものづくりという観点から鉄道基準、周辺環境などを十分に考慮した配線・構造計画、工事計画を策定しています。1日も早い復旧はもちろんのこと、地図に残る仕事に誇りを感じています。
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現在、建設工事部門では、今年度完成した東京駅丸の内駅舎保存・復原プロジェクトに引き続き、新宿、品川、渋谷など、地域の顔となる大規模ターミナル駅の改良プロジェクトや、混雑率緩和・利便性向上をめざした東北縦貫線プロジェクト、国や関係自治体と連携して沿線地域の活性化につながる街づくり事業などを推進しています。この他にも当社には、大きなポテンシャルを秘めたエリアがたくさんあります。入社以来、建設プロジェクトを推進するために必要な業務(工事計画策定、予算管理、協議、発注、施工監理など)を経験することで、多くの知識、技術力を身につけてきました。これまで得てきたものを活かし、周辺地域の発展、駅や鉄道を中心とした新たな街づくりにかかわることで、お客さまに愛され、世界からも評価される「未来の駅」「未来の鉄道」を実現するのが私の夢です。

