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運転士のレベルアップを後押しし、輸送サービスの質を高める。 八王子支社 豊田運輸区  矢澤 陽子 YOKO YAZAWA 1999年入社 プロフェッショナル採用

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現在取り組んでいる仕事を教えてください。

若手からベテランまで、140人の運転士の業務レベル向上をサポート

運転士の指導員として、豊田運輸区に所属する約140人の運転士に対して訓練を実施するほか、添乗指導、新人運転士の育成などに携わっています。新人運転士に対しては、技能講習を実施し、国家資格である「動力車操縦者運転免許」の取得に向けて指導を行っています。新人運転士は約9ヶ月間の見習期間に、教導運転士から運転技術や心構え、異常時の対応のしかたなどを学び、私たち指導員からは運転業務の基礎知識やルールなどを学んで、一人前の運転士として羽ばたいていきます。ベテラン運転士を含む全ての運転士に対しては、定期的な講習を通じて、車両の取扱いや仕組み、運転に関する法規の反復訓練、事故・リスク情報の共有を行っています。その際、その時々にあった具体的な事例を紹介したり、自分自身の運転士時代の経験を織り交ぜながら説明するなどの工夫を心がけています。また、添乗指導も指導員の重要なミッションです。指導のためだけではなく、定期的にコミュニケーションを図ることで運転士を精神的にサポートするポジションでもあります。

いちばん印象に残っている仕事は?

大雪のなかで、そのときベストなサービスを考える

車掌時代に中央線の甲府〜松本間に乗務した際、大雪のため途中で運転を見合わせる事態になったことがあります。通常であれば朝7時前に甲府駅を出発し、8時半過ぎには松本駅に到着するのですが、実際に到着したのは日付が変わった深夜2時ころでした。列車が止まった直後はお客さまにお詫びをし、運転再開の情報を集めていましたが、次第に「他に自分にできることはないか」ということを考えて行動するようになりました。新たな情報はありませんでしたが、客室内に入り車内温度を確認したり、お客さまのお話を伺うことで不安の解消に努めたりするほか、ホームを安全に歩けるように雪かきをしました。ようやく松本駅に到着したときに、外国人のお客さまから「慣れない日本で不安でしたが、あなたの気配りの行き届いたもてなしで落ち着くことができました。素晴らしい時間をありがとう」という内容の心温まるお手紙をいただき感激しました。この手紙は今でも私の一番の宝物です。このときの経験は、「仕事だからやる」「こうすれば感謝されるだろう」と考えるのではなく、自分がひとりの社会人としてできる最高のサービスは何かをつねに考えなければいけない、と思うきっかけになりました。

これから挑戦していきたいことは?

運転士のレベルアップを通じて、JR東日本への信頼を高める

輸送業務に携わるようになってから12年になります。そのなかで多くの失敗をし、悔し涙を流したこともあります。現在の業務で心がけているのは、後輩に自分と同じ失敗をさせないために、これまでの経験から何ができるかを考え、行動することです。JR東日本では最先端の保安装置を導入するなど、設備を充実させていますが、正しく扱えなければ意味がありません。安全な輸送サービスを担う乗務員の育成にかかわることで、当社の安全ブランドを支える一員でありたいと思います。将来的には、過去に発生したミスや事故を繰り返さないだけではなく、トラブルの原因を未然に取り除く業務に挑戦したいと考えています。

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