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車掌として、普通列車では、奥羽本線、羽越本線、男鹿線に、また特急列車では「いなほ号」および「快速リゾートしらかみ号」に乗務しています。車掌の仕事は、車内放送、ドアの開閉、車内改札やご案内などです。経験が少ないことからくる不安もありますが、経験不足は先輩からの情報収集でカバーし、自分なりのイメージトレーニングをして乗務するようにしています。私が乗務している列車のなかでも、「いなほ号」はビジネス、「リゾートしらかみ号」は観光のお客さまが比較的多いのが特徴です。新幹線など他の路線へのりかえるお客さまが多いので、のりかえのご案内には気を遣います。特に冬期は、雪などの影響でダイヤが乱れやすくなりますので、正確な情報をわかりやすくご案内することを心がけています。特急列車に限らず、全ての列車のなかでお客さまが頼れるのは車掌だけです。このことをいつも心に留め、その列車の責任者として、お客さまのさまざまな期待にお応えできるよう努めています。
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入社後、みどりの窓口できっぷの販売業務を担当しましたが、それまで接客などの経験がなく、当時は業務経験も乏しかったため、お客さまとのやりとりの難しさ、営業制度や割引制度など覚えなければいけないことの多さに苦労しました。自分に向いていないのではと弱気になったこともありましたが、「やるしかない」と言い聞かせ、必死に勉強しました。先輩の接客も参考にし、少しずつ力がついてくると同時に、いつの間にか仕事がおもしろくなっている自分がいました。ところが、入社1年が経ち、次第に自信もついてきたころ、お客さまに誤って割高のきっぷを販売してしまいました。乗り換えの割引を適用するのを忘れてしまったのです。営業時間が終わってチェックする段階で気がついたのですが、幸いにもお客さまと連絡がとれ、新しいきっぷと差額のお金をお渡しすることができました。初めての窓口業務での苦労と、このときの失敗を含め、販売業務での経験は車掌をしている現在にも活きています。
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駅業務、車掌と経験を積んできましたが、次のステップであり入社以来の目標でもあった運転士をめざして、先日、運転士試験を受験し、合格することができました。これから3ヶ月の研修と見習い期間を含め、運転士として一人立ちするまでに1年はかかります。「今までで一番重要な時期になる」と感じていますが、先輩の女性運転士もいますので、臆することなく挑戦してみたいと思います。将来的には、支社で現場の社員をサポートする業務に就きたいと考えています。そのためにも、現場でのさまざまな業務はとても貴重な経験になると思っています。

