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城下 厚 Atsushi Shiroshita 本社 設備部 保線管理グループ(1998年入社)

城下 厚

現場で「その道のプロ」を育成し、約470両の保線機械をベストに保つ。

志望動機

学生時代からずっと鉄道にかかわる仕事がしたいと考えており、前職は地方の鉄道会社でした。保線関係が主な仕事でしたが、軌道検測の臨時列車を走らせるときなどは、自分でダイヤを作成して走らせたり、人手が足りないときは車掌の手伝いをしたりしたこともあります。前職では保線業務だけでなく輸送や営業の知識、経験もあったので、系統を越えた異常時の対応などの場面で、「前職の経験が活かせるかもしれない」、「できればもっと大きなフィールドで自分の能力を試したい」と思い、社会人採用に応募しました。

城下 厚

私の仕事

列車の荷重などにより生じた線路の凹凸を直す大型保線機械「マルチプルタイタンパー」など、JR東日本管内では約470両の保線機械が稼働しています。これらのほとんどは5つのパートナー会社(JR東日本管内の線路工事や検査業務を行う会社)が所有するものですが、JR東日本の営業線内に導入したり、更新、機種変更を行ったりする際にはJR東日本が制定している「保守用車構造等基準(規程)」を満たす必要があります。これを審査、判断し、製作メーカーやパートナー会社に対する技術的なアドバイスを行うのが私の主な業務です。また、保線機械に起因するトラブルが発生した場合、関係支社、関係パートナー会社と連携し、原因究明、再発防止対策を策定し、全支社へ指導を徹底します。これにより保線機械の信頼性を向上し、その機能を最大限に発揮させることで、列車の安全・安定輸送確保、乗り心地というお客さまサービスの向上に貢献しています。

一番印象に残っている仕事

城下 厚

2010年8月から約1年間パートナー会社の田端機械軌道出張所(現・東京機械軌道出張所)の所長として社員のマネジメントや工事原価管理、JR東日本との対応などを担当しました。同出張所は東京100キロ圏における保線機械工事を担っており、連日保線機械が稼働する最重要拠点です。しかしながら、着任当初は小さな機械トラブルが頻発し、機械が稼働できないなどの事態を発生させ、JR東日本、ひいてはその先のお客さまに迷惑をおかけし、出張所としての業務が円滑とはいえませんでした。私は改めて自分たちの仕事が首都圏の安全・安定輸送の要であり、基本を徹底することの大切さを一人ひとりに本音で訴え続けた結果、社員の当事者意識が徐々に目覚め、トラブルが減り、最終的に出張所としての目標も達成することができました。このことを通じて、自ら信念を持ち、自分の言葉で思いを伝えることが、人を動かす大きな力になることを痛感しました。

今後の目標

所属系統における高いスキルを持つことはもちろん、他の系統にも関心を持ち、つねに「お客さまの視点に立つ」という意識を持って仕事に向かうことができる「その道のプロ」を現場長として育成するとともに、育成するために必要な、相手を引きつけることができるコミュニケーションスキルをさらに磨きたいと考えています。

仕事紹介

保線機械導入に関するプロセス

保線機械更新計画の把握 パートナー会社などの機械導入・更新計画により、導入・更新機械の機能・性能など検討。
メーカーなどと打合せ 導入・更新機械に関する機能などについて技術的検討。
機能仕様書の審査 導入・更新する機械が営業線上で使用可能か当社規程に照らしあわせ審査。
型式認定番号付与 審査の結果、規程を満たしていることを確認し、型式認定番号付与。支社、関係会社に対して連絡文書発信。
現車確認 必要により導入・更新された機械の機能・性能について添乗などにより確認。
前の勤務先での仕事内容

地方の鉄道会社に6年8ヵ月勤務し、主に保守工事計画、保守用車計画、軌道検測のための試運転列車設定、労務管理、部外協議のほか、マルチプルタイタンパーによる軌道整備などの保線業務に従事していました。運転士以外の鉄道業務はひと通り経験しました。

これまでのキャリア 職場名は、原則当時のものを記載しています

1998年2月
東北地域本社(現 仙台支社)
仙台保線区 軌道管理グループ
レール損傷のデータ管理を担当。
1999年4月
仙台支社
仙台保線区 長町管理室
運転担当(線路閉鎖手続、保守用車申込書作成)、巡回検査、保守用車運転者、保守用車責任者などを担当。
2001年11月
仙台支社
仙台保線技術センター 工事科
踏切拡幅工事(受託)設計、伸縮継目撤去工事設計、PCマクラギ化工事設計などを担当。
2004年4月
仙台支社
設備部 保線課(施設指令)
各施設の状態を監視し異常時に対応、工事用臨時列車(砕石)立案などを行う。
2005年12月
仙台支社
設備部 企画課
山形新幹線財産保有会社に対する設備更新時の支社窓口として、設備部内の取りまとめ。
2006年4月
仙台支社
総務部(人事)
雇用推進室(出向)担当として、新規出向、復帰、就労条件変更など、出向先会社との打合せ、昇格、昇進昇格試験、諸手当に関する業務などを行う。
2009年7月
総務部(出向)
東鉄工業(株)線路本部線路機械部
保線機械購入に関するJR東日本、製作メーカーとの協議、現地工場における出荷前検査、保線機械に関する長期設備投資計画策定、保線機械従事社員の人材育成計画策定など。
2010年8月
総務部(出向)
東鉄工業(株)東京線路支店 田端機械軌道出張所
現場における工程管理、施工管理、安全管理、品質管理、出張所社員の人材育成など。
2011年8月
総務部(出向)
東鉄工業(株)埼玉支店 仙台機械軌道出張所
出張所配備保線機械の管理、出張所社員の人材育成、保線機械更新に関する本社、支店担当者との打合せなど。
2012年4月
本社
設備部 保線管理グループ
JR東日本管内における保線機械の配備状況の確認、導入、更新、機種変更の際の審査、製作メーカーやパートナー会社への技術指導など。

応募者へのメッセージ

JR東日本は100年以上の鉄道の歴史を背負うだけに、伝統を重んじる気風もありますが、逆に新しい発想で既存のやり方を進化させようという柔軟さも同時に持っている会社です。皆さんの経験を活かせるフィールドが必ずある会社ですから、ぜひ積極的にチャレンジしてください。

職種紹介

  • 線路・土木