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JR東日本からのプレスリリースを年度別に掲載しています。(JR東日本広報部)
平成12年9月5日


中央線の安定輸送に向けた取り組みについて

首都圏の重要線区として相応しい、安定した輸送サービス提供を実現するため、中央線の地上設備の構造を5年間で抜本的に改良します。
この構造改良により、機器故障による輸送影響を無くし、万一発生した輸送混乱を最小限に抑えることができます。

1. 現在までの取組状況と中央線の設備状況について
中央線の輸送障害対策については、平成10年度からポイントやレール周辺設備の弱点強化のほか、ATOS強化対策、中央・総武緩行線への新車投入、お客様への情報提供の充実等を実施してまいりました。
しかし、中央線は快速線と緩行線で共有化された設備があることから両線が同時に停止するという弱点を抱えております。また、列車の種類や列車待避回数が多いなど輸送体系が複雑で、一旦障害が発生すると回復に時間を要するほか代替輸送がないために輸送影響が大きくなる構造となっています。
2. 設備の高信頼度化(東京〜高尾間53km)
(1) 信号設備の簡素・統合化、二重系化
線路沿線の器具箱に収容されている機器を各駅の信号制御室に集約し、二重系化します。この結果、現在約3500個ある現場の器具箱は約70%以上削減されます。
快速線と緩行線の設備を分離し、相互の影響をなくします。
(2) 線区別ケーブル管路の整備
現場の機器と制御室内の制御機器を結ぶケーブルとこれを収容する管路を、快速線と緩行線に分離して整備し、相互に影響をなくします。(ケーブル取替延長約1,600km)
3. 輸送影響の最小化
(1) 水道橋駅折り返し設備整備(総武緩行線の運行確保)
緩行線の水道橋駅御茶ノ水方に折返し設備を新設します。これにより、中央緩行線の輸送障害時に千葉方面からの総武緩行線の運行を確保します。(2003年使用開始予定)
(2) 高尾駅改良(高尾駅での折返し能力向上)
高尾駅の留置線を通過線化するとともに、甲府方の折返し設備を改良します。これにより、高尾駅の折返し能力が向上し、輸送障害時における中央線快速の輸送力確保が向上します。(2003年使用開始予定)
4. 工事費及び工事期間
工事費用は総額約350億円で、工期は約5年間です。
中央線輸送障害に対する地上設備のこれまでの対策と今回の対策のねらい

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