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JR東日本からのプレスリリースを年度別に掲載しています。(JR東日本広報部)
平成12年3月1日


「シニア雇用」について

平成13年度から、いわゆる年金満額支給開始年齢が引き上げられることに伴い、60歳定年退職後、グループ会社等において再雇用できる制度を新設することについて、本日、主要組合と妥結しました。これにより、会社として、高齢者の雇用ニーズに応えるとともに、グループ全体で高齢者の能力を有効に活用していくこととします。
その主な内容は以下のとおりです。

対象者
昭和16年4月2日以降に生まれた者のうち、当社を定年退職後、グループ会社等において再就職を希望する者とします。
再雇用先
グループ会社等(95社の連結対象会社のほか、事業運営上密接な関係のある関係会社等)とします。
再雇用の条件等
(1) 定年年齢は従来どおり満60歳です。
(2) 会社は、再就職希望者数を上回る再雇用枠をグループ会社等において確保して、それを対象者に周知、本人が、グループ会社等が実施する採用試験に応募し、それに合格した者が当該グループ会社等に再就職することになります。
(3) 1年以内の有期雇用契約を、年金満額支給開始年齢まで更新できることとします。
(4) 労働時間は、「フルタイム」(グループ会社等正規従業員と同じ)と「ハーフタイム」(週20時間)とします。
(5) 賃金は、社会保障制度とあいまって、従前受給できた年金額を補える水準以上とします。