プレスリリースインデックスへ
JR東日本からのプレスリリースを年度別に掲載しています。(JR東日本広報部)
平成11年12月7日


エコロジーキャンペーンの実施

当社では、'92年のエコロジー推進委員会発足以来、省エネ車両の導入やリサイクル、騒音の低減など様々な環境問題への取組を行っています。
同時に、お客様に環境の大切さを訴えるキャンペーンを毎年行っており、今年度も、12月15日から1月14日までエコトレインの運行など以下要領でエコロジーキャンペーンを実施します。

1.エコトレイン(運行期間 1999年12月15日〜2000年1月14日)
最新の省エネ型車両209系が配置されている京浜東北線で、1編成の全車両に「ぼくたちの地球を守ろう 作文・ポスターコンクール」(地球こどもクラブ主催)の入選・応募作品とJR東日本からの環境の大切さを訴えるメッセージを掲出します。また、1編成の先頭・最後尾の車体全面にラッピングを行い、環境の大切さを訴えるイメージをデザインします。
なお、このエコトレインは環境庁の後援を頂いております。
2.環境対策のステッカー表示
JR東日本が行っている環境対策の取り組みの一部を分かりやすくお知らせするためにステッカーを作成し、首都圏の駅のごみ箱、トイレ、省エネ車両に表示いたします。
(1) リサイクルボックス
首都圏のごみ箱の内、上野、大宮リサイクルセンターに缶、ビン、ペットボトルを搬入しているものに、ステッカーを貼り、ゴミの分別を呼びかけます。
(2) キップをリサイクルしたトイレットペーパー
一部の駅トイレに設置してある、キップをリサイクルしたトイレットペーパーのホルダーにステッカーを貼り、リサイクルの大切さを訴えます。
(3) 省エネ車両
従来の車両(103系)の半分のエネルギーで走行する209系車両にステッカーを貼り、その省エネ性能を訴えます。
3.ポスター、駅・車内放送
グループ会社を含めて、ポスター展開や駅構内、車内放送で、環境の大切さや分別を呼びかけるメッセージをお客様に伝えます。
4.その他
当社では循環型社会の構築のため、また、環境意識を高めるため、駅で回収した古新聞を再生し、コピー用紙として当社の本社・東京支社等で本年5月より使用を開始しています。今後、順次各支社、駅などの現場に拡大していきます。

老朽取替を進めている旧型券売機の部品や素材をリサイクルして新たな券売機に生まれかわらせる技術開発を進めていましたが、リユース(部品をそのまま、若しくは一部再使用)とマテリアルリサイクル(素材を再使用)を合わせて80%以上のリサイクル率を達成しました。今後、このリサイクル券売機の導入していきます。

駅清掃などを行っているグループ会社の東日本環境アクセス(旧 弘済整備)は、環境マネジメントの国際規格であるISO14001の認証を年内に取得すべく活動を行っております。

【地球こどもクラブの概要】
設立  1991年
会長  石井 吉徳(アジア環境技術推進機構理事長/東京大学名誉教授)
『「ぼくたちの地球を守ろう」小中学生作文・ポスターコンクール』や『アジアこども会議』などを通じた環境教育や国際交流活動を通じこどもたちのコミュニケーション及び活動を助成し、環境意識向上、発展に寄与することを目的に設立
JRエコロジーのコーナーも合わせてご覧下さい。
【JR東日本の環境問題への取組みへ】