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JR東日本からのプレスリリースを年度別に掲載しています。(JR東日本広報部)
平成11年7月16日


「踏切事故0(ゼロ)運動」の展開について

当社における踏切事故は、安全対策を推進してきた結果、大幅に減少してきておりますが、踏切警報機が鳴り出してから進入するといった悪質なものが依然として多く発生するなど、当社の取り組みだけでは解決できない面もあります。
そこで、昨年度に引き続き「警報機、鳴ったら渡らない」をキャッチコピーとして、踏切事故防止キャンペーン「踏切事故0運動」を展開します。
今回のテレビCMは、タイポグラフィーの文字を中心とする斬新な映像により、踏切事故の怖さとその代償・影響が大きいことを象徴的・連続的に訴えかけ、さらに、ボイスパーカッションによる音響が、聞く人の耳に残るような効果を狙っております。

1. 実施期間・エリア
夏の輸送繁忙期に合わせ、平成11年7月20日(火)から平成11年8月20日(金)までの期間で実施します。
全社エリア(但し、テレビCMについては、踏切事故が発生した場合に影響が大きい首都圏エリアおよび「つばさ」ルート(福島県、山形県)、「こまち」ルート(岩手県、秋田県)を重点に放送します。)
2. キャンペーンの方法
「警報機、鳴ったら渡らない」をキャッチコピーとして、踏切での無謀運転の危険性やその代償や影響が大きいことを訴えかけるとともに、交通ルールの遵守を呼びかけます。
3. キャンペーンの内容
社会への影響力が大きいテレビ、ラジオ、新聞を主体に展開するとともに、ポスターを作成して駅頭・車内に掲出し、踏切での無謀運転の危険性とその代償・影響が大きいことを訴えかけます。
踏切などで通行者(自動車ドライバーや歩行者等)に対してドライバーにチラシやグッズを配布し、交通ルールの遵守を訴えかけます。
踏切設備の点検・整備を行うとともに、自治体や運輸事業関係協会など関係箇所に対して踏切事故防止に関する協力要請を行います。
駅ポスターについては、関係運輸局及び警察の後援を得て掲出します。