「先輩」から学ぶ移住体験談

“人間本来のリズムを取り戻せたようです”

平成21年4月下旬、三重県から移住しました。結婚当初から、定年帰農を考えていたのですが、子供たちが大学生になり身軽になったので、早目の移住に踏み切りました。

“人間本来のリズムを取り戻せたようです” 画像

移住のきっかけ

なかなか希望の農地と住居が見つからなかったのですが、探している最中に縁のあった佐久市の人たちと心安くなり、こういう人たちのいるところで就農したいと思いました。

仕事・住まい

浅間山や蓼科山など、山々に囲まれた佐久市は自然環境の良いところです。キジや鳶、鹿、ウサギなどと共生し、ホタルの飛ぶ田園や満点の星空などを見るたびに心が浄化されます。新鮮な空気と清らかな水、そして農薬や化学肥料を使わずに育てた食べ物のおかげでしょうか、体調がよくなりました。特に、水道水が美味しいことに驚きました。更においしい湧水を汲みに行き、コーヒーを入れたり、ソバを打ったりしています。
以前は目覚まし時計を頼りに起床していましたが、今では日の出前に自然に目が覚めます。人間本来のリズムを取り戻せたようです。

アドバイス

移住してからも地域の人たちに色々と助けてもらい、感謝しています。そんな人々が継承してきた地域行事には、自然と参加したいと思うようになります。煩わしいと思うことなく、逆に一緒にできてありがたいと感じます。また、農業は、自然を相手にした生業ですから、強い意志と根気強さが必要です。厳しいですが、でも楽しい、それが農業だと思います。「金持ち」ではありませんが「心持ち」になれた気がします。

今後の目標

地元の農家の人たちが細々と栽培してきた「雁喰い豆」や「佐久古太きゅうり」など、伝統的な作物や、素晴らしい自然環境を守っていきたいと思います。