「先輩」から学ぶ移住体験談

“セカンドライフはクリエィティブ!!”

2012年に千葉県から飯山市北原地区へ移住された、藤木義博さん・澄子さんご夫妻です。藤木さんは農業をするかたわら、“北原区ふるさと暮らしアドバイザー”として、学校の講師をつとめています。

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移住のきっかけ

藤木さんご夫妻は、約9年間の準備期間を経て、今年4月に信州へ移住されました。きっかけは、平成5年の平成の米騒動とも呼ばれた、米不足。冷夏のため、日本の主食である米の収穫量が減少し、消費者はもちろん、卸売り業者までもが米の確保に奔走するなど、日本全体が大きな混乱となりました。澄子さんは、お米を買うのに並ばなければいけないということにとてもショックを受け、「せめて家族全員が食べていけるだけの分は自分たちでまかないたい」と、農業やふるさと暮らしのことを考え始めたそうです。ご夫婦で話し合い、「千葉から通える地域」「土地だけでなく、家・農地がセットになっている」ことを条件に、移住地を探し始めました。

仕事・住まい

古民家を購入した最初の年から、早速農業に取り組んだ藤木さん。長年の夢だった「ふるさと暮らし」の第一歩です。ご夫妻の暮らす飯山市は、県内でも美味しいお米がとれる地域。さらに購入した古民家には、農機具もあったため、農業を始めるにあたっての準備は万端!これには藤木さんも大助かりだったそうです。
しかし、最初の頃は、米づくりのいろはも分からず苦労の日々。そんなときに、手を差し伸べてくれたのが地区のみなさん!不在の間、隣家の方が田の水量を見てくれたり、足りない農機具を貸してくれたり、はざかけ(刈った稲を穂がついたまま乾燥させる)用の三脚を譲ってくれたり…。
「北原地区のみなさんのアドバイスや支えがあってこそ、ここまでやってこれた。感謝の気持ちでいっぱいです。」とお話ししてくださいました。

また、藤木さんご夫妻の暮らす飯山市北原地区には、「北原区ふるさと暮らし支援委員会」があり、ふるさと暮らしを地域ぐるみで支援しています。義博さんは“北原ふるさと暮らしアドバイザー”として、「北原ふるさと暮らし学校」を開校し、生活の中で感じた飯山の魅力を移住者の目線で伝えています。

アドバイス

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藤木さんご夫妻が移住するにあたって、情報を集める際に参考にしていたのが、移住に関する雑誌のほか都内で開かれている就農関係のセミナーや相談会。また、ご夫婦・家族間できちんと話し合うことも大切だとのこと。「(夫婦で)どちらかが先行してしまうと、(家・土地の)契約の日になって急にキャンセル…なんてこともあるみたいです。下調べをするのはもちろん大切だけど、移住地に宿泊体験してみたり、地域の方に声をかけてみたりしながら考えるといいんじゃないでしょうか。実際に移住先を決めるときの、決め手になると思います。」