新たな時代に向けて・・・ 建設プロジェクトを支える新技術

SWORD工法

■施工ステップ図■
【ステップ1】先行杭のイメージ

【ステップ2】発進構台、上部鉄骨建方、スライド装置取り付けのイメージ

【ステップ3】スライド、後続上部鉄骨建方のイメージ

【ステップ4】スライド、後続上部鉄骨建方のイメージ

【ステップ5】後続上部鉄骨建方、柱溶接、ホーム屋根解体、ジャッキダウンのイメージ

【ステップ6】完了のイメージ

開発の概要

 SWORD(Slide-Work Over a Railway and Down)工法は、駅の線路上空に人工地盤を構築して建物を建設する場合に、安全に工期短縮を実現する施工法です。
 従来工法は線路脇に設置したクレーンを使用して、列車の走行しない時間帯で人工地盤を構築し、届かない場合は人工地盤にクレーンを載せて奥から鉄骨を組み上げていくのが一般的な施工方法でした。特に都心では夜間の作業時間があまりとれず、一日の施工量が限定されるため工期がかかる上、夜間作業は単価も高くコスト高の要因ともなっています。
 SWORD工法は、あらかじめ夜間に発進構台を線路上空に造り、作業効率の良い昼間に発進構台上で建物上部の鉄骨を先組みしておきます。ホームでは先行して建物の下部鉄骨柱を建設し、夜間に建物上部の鉄骨を油圧ジャッキで線路上空にスライドさせ、スライドが完了してから柱を溶接します。その後にホーム上家を解体し、最下階のフロアのみジャッキダウンを行います。
 なお、2006年度に(社)日本鉄道施設協会の技術賞(プロジェクト)を受賞しました。

開発の効果

工事中は、ホーム上家の上を構造物がスライドするため仮設の上家は最小限で済み、き電線などの移転工事も減らすことができます。
規模・平面形状・階数・敷地条件によりSWORD工法の効果は異なりますが、在来工法と比較すると昼間時間帯の作業が拡大することから全体工程で5%〜33%程度の工期短縮効果が期待できます。

共同開発者

鉄建建設株式会社
株式会社巴コーポレーション
株式会社巴技研

施工実績

立川駅改良工事
模型写真のイメージ
模型写真
スライド前の写真 スライド後の写真

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