おいこっと

「おいこっと」ができるまで

2015年4月4日

2015年4月4日、1両目とともに飯山線観光列車としてデビューしました。
飯山線での出発式の様子です。末永く愛される列車になるよう取り組んでまいります。

2015年3月26日時点 

2014年12月16日から開始した2両目の改造も最後の機能検査を行って問題のないことを確認し、ようやく完成となりました。改造に関わった関係者で完成式を行い、無事に車両センター内で出場させました。新造から20年近く経った古い車両を改造するには、ただ単純に部品を取付けていくだけではなく、修繕しながらの改造となり現場作業者は困難に直面することが多くありました。しかし、何とか4月4日の観光列車としてのデビューまでに出場させることができ関係者一同安心しております。これからは、お客さまに末永く愛される車両・快適な車両とするため、日々のメンテナンスに力を注いでいきます。

2015年3月20日時点 

客室内は、腰掛の取付け、吊り手の取付け、案内標記の取付けが完了し、見た目ではほぼ完成状態になりました。腰掛は、幅・高さを拡大し、お客さまにゆったりとお座り頂けるよう改良しました。あとは、エンジンをかけ車内に電気を通し、各機器の機能確認を行い、調整していきます(左の写真)。
お手洗い部分は、天井のLED照明、ドア開閉ボタン、便器の取付け、案内標記類の貼付が完了し、こちらも見た目ではほぼ完成状態です。あとは、室内と同様、電気が通った状態で、ドア開閉動作状態、手洗い器、便器、非常ブザー等の機能確認を行います(右の写真)。

車両外板は、エンジ色の上からライトアイボリー色のラッピングを行いました。シートにしわや気泡ができないように慎重に貼付を行いました。(下の写真)

2015年3月13日時点 

客室内は、改造前に取り付けられていた部品(手すり、間仕切り等)が再度取付けられました。完成状態に近づくと、お客さまの目にふれる部品が表側に現れてきますので、傷入り防止が重要になってきます。より綺麗な状態でお披露目できるよう注意しています。残りの作業としては、腰掛取付、吊り手の取付け等のお客さまが触れる部品になります。(左の写真)
お手洗い部分は、ドアを開閉させるドアエンジンを取付け、ドアがスムーズに動くように調整しています。また、トイレ内外のパネルは取付完了しました。残りの作業としては、照明、開閉ボタン、便器等の設備品の取付けと、ドア開閉スピードの調整、案内標記類の貼付等になります。(右の写真)

車両外板は、エンジ色でベースの色を車両全面に塗装しました。ライトアイボリー色のラッピングを行い全体のデザインを完成させる前の準備になります。(左の写真)

2015年3月6日時点 

客室内は、荷棚、手すり、スタンプ台の取付けが始まりました。荷棚は、改造前に使用していたものに木目調の化粧板を取付ける構造としています。手すりについても一部不要になった場所を切断したものの大部分を改造前に使用していたものを再度使用します。天井に取付けられている吊り手棒受を塗装し、吊り手棒(吊り手が取付けられる棒)は、吊り手を取付ける場所を除き化粧シートを貼り付けています。スタンプ台の中には、DVD再生機、マイク設備、遮断機(ブレーカー)類が取付けられるため、スペースが狭く困難な作業になります。(左の写真)。

お手洗いについては、いよいよパネルを取付け始めました。お手洗い内には、横の側引戸(ドア)の戸袋(ドアが開いたときにドアが収まる場所)があるため、外の空気が入ってこないよう隙間の無いように取付を行います。また、お手洗い内・外の作業が続くため、パネルに傷が入らないよう保護フィルムを貼りつけた状態で作業を進めていきます。(右の写真)。

2015年2月26日時点 

側窓周囲の窓枠、4人掛け席及び2人掛け席(対面)に設置される折り畳みテーブルを取付けています。窓枠は、窓と枠の間に隙間ができないように調整しながら取付をします。折り畳みテーブルも設置したときにテーブルのガタツキが無いように高さ等の調整をしながら取付を行います。中央天井には丸型LED照明、車内情報提供装置(車内モニタ)が取り付けられました(左の写真)。

お手洗い部分については、お手洗い内に取付けられるスイッチ類の配線、受け(土台)の取付けが完了し、配管類も取付完了しました。これで、パネルを取付ける準備が整いました(右の写真)。

2015年2月20日時点 

中央天井にパネルが取り付けられました。新しく取付けられる情報提供装置(車内モニタ)、丸型LED照明部分との隙間が出ないように慎重に切断し取付けます。また、丸型LED照明及び蛍光灯(既存)の灯具を取付けました(左の写真)。

お手洗い部分については、お手洗い内に取付けられるスイッチ類の配線、受け(土台)の取付けが完了し、配管類も取付完了しました。これで、パネルを取付ける準備が整いました(右の写真)。

第33回いいやま雪まつり(2015年2月14日・15日)

飯山駅前においこっとの雪像を作りました。お客さま・地域の皆さまにご好評をいただきました。

2015年2月13日時点 

窓周辺の木目調のパネルを取り付けました。客室内側面には行燈(あんどん)が取り付けられるため、パネルの取付調整が重要になってきます。また、窓の周囲に取付けられる窓枠とパネルの間に隙間ができないようにパネルの凸凹が無いように調整します(左の写真)。

お手洗いの周囲(外側・内側)にパネルを貼り付けていく準備をしています。また、パネル内に入る機器類を骨組みに取付けるための準備も同時に行っています(右の写真)。

2015年2月6日時点 

おいこっと車内は、床・壁を木目調にしていきます。この時点では室内に木目調のパネルを取付ける作業をしています。大きなパネルを車体に合せて切断し、車体に取付けていきます。パネル周辺に隙間ができないように慎重に作業しています(左の写真)。

お手洗い部分では配線をするための準備をしています。自動ドア、洗浄ボタン、室内灯などの配線がたくさんあるため、どこの機器にどの配線が行くのかを考え、配線ルート毎に束ねて準備しています(右の写真)。

2015年1月30日時点 

引き続き新しい仕様にするための作業が続きます。
おいこっと車両には、折り畳み式の机を取り付けます。観光列車として運行する際には机を設置し、お客さまにご利用いただけるようにします。定期列車として運行する際には収納しておきます。
この時点では4人掛けボックス席及び2人掛け席の横に取付ける、折り畳み式テーブルの土台を車体に取付ける作業が始まりました。また、天井から吊下げるモニタ(情報提供装置)の土台や中央天井部に取付けるLED灯の土台を取付けました(左の写真)。

お手洗い部分は車いす対応トイレの骨組みを車体に取付ける作業が引き続き行われています。図面を見ながら正確に作業を進めています(右の写真)。

2015年1月22日時点 

引き続き新しい仕様にするための作業が続きます。
脚立がたくさんありますが、これは天井の配線作業が始まっているからです。室内のパネル内をはわせる配線を敷設します。新しく機器を取り付ける場所を想定して、必要な配線をまず設置していきます(左の写真)。

お手洗い部分では、新しい床のベースが完成し、今後の作業でキズが入らないようにベニヤ板で覆いました。新しいお手洗いを取り付けるための骨組みを車体に取り付ける作業が始まります(右の写真)。

2015年1月17日時点

撤去・取り外し作業が一段落し、新しく作り上げていく下準備が始まりました。
1月9日時点で古い床材を撤去しましたが、その後の補修を行いました。新しい床敷物を貼り付けるために、平滑化(平らにする作業)を行いました(左の写真) 。

お手洗い部分は、身障者対応トイレにするための床のベース部分の作業が終わりました(中央の写真)。

天井部分では、中央天井のパネルを撤去しました。天井の裏側にはわせる配線が、どこの場所にどのように結線されていたかわからなくならないように下準備をしてあります(右の写真)。

2015年1月9日時点

年末年始を挟み、引き続き内装に関しては撤去・取り外し作業が続いています。外観は、新しい塗装とラッピングに向けて外板の補修を行いました。 床材を変更するために、古い床材を撤去しました(左の写真)。

お手洗いを撤去しました。この時点では骨組みの一部だけ残っています。残っている骨組みは再利用します(中央の写真)。お手洗いは、これまでのものより、広くなります。面積を拡大するために床部分を拡大します。左側の板がある部分までが現在の大きさで、削れている部分が拡大する部分です(左の写真)。

車両の外装では、古いパテ(外板材)を撤去して、パテを塗り直し、平滑化(平らにする作業)しました。これで塗装し直し、ラッピングする下準備ができました。塗り直すのはもう少し先です。

2014年12月24日時点

作業は、新たに取り換えるものの撤去と改造する工程において支障のある箇所の一時取り外しから始まります。 車両内の写真です。室内の荷棚、腰掛、手すり、吊り手、内装パネル、窓枠などを撤去しました。

お手洗いの写真です。これから身障者対応トイレに変更するためにまず外側のパネルを撤去しました。この日の時点では内側はそのままです。

戸袋(ドアが収まる場所)のパネルを撤去しました。また、車体側面の行先表示器は、字幕式のものを撤去しました。今後、LED式に取り換えます。天井部分では、蛍光灯を撤去し、スピーカーと換気扇の枠を取り外しました。

車両の外観は、12月24日時点では手を加えていません。

はじめに

飯山線観光列車「おいこっと」で使用する車両は、普段定期列車として運行しているキハ110系の改造車両です。車両の名称も「おいこっと」です。ライトアイボリーが外観の基調となっている1両目(車両番号キハ110-235)はすでに改造が終わり、2014年12月23日に展示会を開催させていただきました。2015年1月から定期列車として運行を開始しているため、乗車されたり、お見かけになったお客さまもいらっしゃるかもしれません。


定期列車で使用しているキハ110系の外観と内装です。

飯山線観光列車「おいこっと」は主に2両で運転する予定です。1両目はライトアイボリーがベースになっているのに対し、2両目はエンジ色がベースになります。2両編成で運転する姿をお見せする日を目指し、2014年12月16日より、おいこっと車両2両目(車両番号キハ110-236)の改造が始まりました。


すでにお披露目したおいこっと車両1両目(車両番号キハ110-235)の外観と内装です。
外観はまだヘッドマーク等を付ける前ですが、改造が終わるとこのような姿になります。
(2両目の外観はエンジ色が基調になります。)