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社長インタビュー

Question 8

震災からの復旧・復興に向けてさまざまな取り組みを行った2011年度であったと思うが、結果としての2011年度決算についてどうお考えか。

Answer

東日本大震災の影響で4期連続減収となったものの、経費の見直しなどにより営業利益、経常利益、当期純利益は増益となりました。そして、2011年度の震災復興の取組みを通じて、「地域との絆」を再認識し、「鉄道の使命」を守り、社会の期待に応えていくことの重要性を改めて全社員が胸に刻むことができました。

2011年度においても引き続き震災の影響を受けましたが、東北新幹線をはじめ、予想以上にご利用の回復は早く、厳しい状況ながらも大きな成果を上げることができたと考えています。営業収益については、震災の影響により、運輸収入が大幅な減収となったため、4期連続の減収という結果になりましたが、収入減を踏まえて経費執行を抑制したことにより、当期純利益は4期ぶりの増益となりました。結果として、連結の営業収益、営業利益、経常利益、当期純利益について、2012年1月に上方修正した業績見込みの数値を上回ることができました。

代表取締役社長 冨田哲郎 画像

なお、震災が当社グループに与えた影響額については、2010年度と2011年度の累計で申し上げると、列車の運転休止やショッピングセンター等の営業休止に加え、消費自粛の広がりや福島第一原子力発電所事故による出控えなどの影響を受け、連結営業収益は1,360億円程度減少したものと算定しています。また、被害を受けた鉄道施設等にかかる復旧費用等の支出額及び固定資産の滅失による除却費、復旧費用等の見積額として、連結で750億円の特別損失を計上しています。

決算は非常に厳しい結果となりましたが、2011年度を振り返ると、震災からの復興に向けた取組みの中で、会社として得るものの大きかった1年だったと感じています。震災で不通だった区間の運転が再開されるたびに、その地域の皆さまから喜びの声があがり、多くの感謝の言葉を頂戴しました。特に、新幹線が運転再開した際には、沿線で多くの方が、「おかえり」と手を振って迎えてくれましたが、この光景を、私は一生、忘れられないと思います。収入の減少や復旧費用の計上など、業績への影響が大きかったことも事実ですが、私は、全社員一丸となって震災という試練を乗り越えていくなかで、こうした損害を補って余りある「自信と誇り」を得ることができたと感じています。震災に立ち向かった多くの社員から、「地域との絆を再認識した。」、「社会から寄せられる期待の大きさを実感した。」という声があげられました。鉄道という社会インフラを担う企業として、「鉄道の使命」を守り、社会の期待に応えていくことの重要性を、改めて全社員が胸に刻むことができたのだと感じています。

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