
-
「グローバル化」については、どのような取組みをお考えか。

-
JR東日本グループのグローバル化を進め、新たな市場に挑戦していきます。日本コンサルタンツ(株)を中心に、国内外の企業と協力して世界の鉄道プロジェクトへの参画を目指します。また、新たに当社グループに加わった(株)総合車両製作所について、車両製造・車両メンテナンスの総合技術力に磨きをかけ、海外での事業展開に挑んでいきます。
現在、世界各地で多くの鉄道プロジェクトが検討され、日本の鉄道技術が世界的にも注目されています。こうしたビジネスチャンスを逃さず、私たちも世界に伍していく考えです。2011年11月に他の鉄道事業者と共同で設立した日本コンサルタンツ株式会社を中心に、海外鉄道コンサルティング事業を展開するとともに、国内外の企業と協力して、世界の鉄道プロジェクトへの参画を目指します。当社だけでできることは限られていますので、日本の鉄道事業者が力を合わせ、わが国の成長戦略の一つであるインフラ輸出について、鉄道技術の面から大きな役割を果たしていきたいと考えています。
日本の鉄道技術は、単に「速く走らせることが可能」というだけでなく、輸送の安定性や快適性、メンテナンスなどに関して非常に優れた技術を持っています。これらの技術を支えているのは「現場力」です。当社には、会社発足以来、大変高いレベルの「現場力」が蓄積されています。単に鉄道を輸出するだけでなく、こうした「現場力」を世界という舞台でも発揮していくことを大きな目標に掲げています。具体例としては、2012年4月に当社グループに加わった株式会社総合車両製作所が持つ車両製造能力と、当社グループの車両メンテナンス技術を組み合わせることにより、車両開発における品質の向上とコストの低減を図ることができると考えています。これに加え、新津車両製作所との相乗効果を発揮しながら、鉄道車両製造・車両メンテナンスの総合技術力に磨きをかけ、これまでとは違う、より高品質な鉄道車両製造事業を海外に展開していきたいと考えています。
|