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社長インタビュー

Question 5
次に「グループ経営構想Ⅴ」のもう一つの柱である「無限の可能性の追求」について聞かせてほしい。
Answer
技術革新やグローバル化など、当社グループが持つ「無限の可能性」を果敢に追求していきます。その挑戦のために、「人を伸ばし、人を活かす企業風土づくり」を行っていきます。

「無限の可能性の追求」の1つ目のポイントは「技術革新」です。「鉄道は時代遅れの乗り物だ」と言う人が多いのですが、私はそうは思いません。鉄道にはまだ多くの可能性が秘められており、その「無限の可能性」を信じ、技術の力で「鉄道の進化」を実現したいと考えています。東北新幹線E5系「はやぶさ」が時速320km運転を開始しましたが、新幹線の高速化について当社には優れた技術があります。さらにレベルを上げ、今度は時速360kmでの営業運転を目指したいと思います。在来線では、エネルギー・環境戦略の推進とICTの活用という観点から取組みを強化していきます。2014年春には烏山線に蓄電池駆動電車の運転を開始しますが、これに止まることは考えていません。将来的には山手線などの首都圏線区にも同様の技術を取り入れ、「架線レス」運転を実現したいと思っています。架線がなくなれば、メンテナンスコストの削減や環境負荷の低減につながるだけでなく、自然災害に対しても強くなることが期待できるからです。また、ICTの活用では、無線による列車制御システム「ATACS」を仙石線あおば通〜東塩釜間に導入していますが、今後は首都圏線区への導入も検討していきます。これに加え、海外で普及している同様の無線式システム「CBTC」を2020年頃に常磐線各駅停車に導入する予定です。こうした新しい技術を用いることで、「軌道回路レス」という、コスト的にも優位で故障も少ないシステムになることが期待できます。また、技術革新によって鉄道の可能性が広がるだけでなく、会社の活力の創出や社員の活躍の場の拡大につながります。まさに技術の力は、JR東日本グループの、社員一人ひとりの可能性を無限に広げてくれるでしょう。

代表取締役社長 冨田哲郎 画像

2つ目のポイントは「グローバル化」です。グローバル化の目的は3つあります。第一の目的は、鉄道事業が陥りがちな内向き体質を打ち破り、外の世界を見るという企業風土を築くきっかけとすることです。第二に、日本の鉄道技術やメンテナンス能力、列車運行のオペレーション能力をパッケージとして、市場拡大が見込まれる海外鉄道プロジェクトに参画することです。第三の目的は、海外などで挑戦する経験を通じて、社員の成長を促すことです。企業価値向上のためには、社員一人ひとりの成長が必要不可欠です。当社には現場に若く優秀な社員が数多くいますので、海外鉄道プロジェクトOJTトレーニーや短期・長期海外留学、他企業でのビジネス経験などをメニューとした「グローバル人材育成プログラム Ever Onward」を活用し、人材育成に重点的に取り組んでいきます。

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