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社長インタビュー

Question 2
震災により決算にも大きな影響があったと思いますが、2010年度決算の概要と震災が与えた影響について具体的にお聞かせください。
Answer
2010年度決算では、減収と復旧費用等に係る特別損失として1,200億円近い影響を受けました。ただし、津波による被害を受けた太平洋沿岸線区の不通区間の復旧費用については、合理的に見積もることが困難であるため特別損失に含めておりません。

2010年度は、2010年12月の東北新幹線八戸―新青森間の開業、2011年3月のE5系「はやぶさ」の導入、「グランクラス」のサービス開始など、大きな施策が実を結ぶ重要な年でした。収入も、震災前までは2009年度を上回る水準で推移しており、3期ぶりの増収増益の決算を見込むなど、リーマンショック以降の需要低迷からようやく抜け出して、まさに「さあこれから」というところだったのです。それが、震災の発生により状況は一変してしまいました。

具体的に申し上げると、2010年度決算において、震災により連結ベースで590億円程度の減収が発生したと推定されたほか、復旧費用等として587億円を特別損失に計上しました(図表参照)。減収要因としては、被災地域での運転見合わせ、電力不足による強制的な計画停電に伴う一部線区の運休や運転本数削減、福島第一原子力発電所事故による出控えなどが挙げられます。加えて、グループ会社においても、建物等の損傷に伴うショッピングセンターの営業休止や、計画停電に伴う営業時間短縮、消費自粛の広がりなど、震災の影響を色濃く受け、収入が大幅に減少する結果となりました。また、特別損失については、被害を受けた鉄道施設等に係る復旧費用等の支出額及び固定資産の滅失による除却費として計17億円、2011年度以降の復旧費用等の見積額として569億円をそれぞれ計上しています。ただし、津波による被害を受けた太平洋沿岸線区については、不通区間の復旧費用等を合理的に見積もることが困難であるため、特別損失には含めておりません。

東日本大震災の影響(2011年3月期)
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