撮影エピソードEpisode

2016 冬1 ポスター撮影エピソード

舞う雪と、ホームを流れる静かな時間。
軽便鉄道の面影を残す白銀の北上線を旅しました。

銀世界の中に、ぽつんと佇むように建つホームの待合室から、ふと視線を外に向ける松岡さん。
その瞳の先に、何を見つめているのでしょう?
撮影は、この雪景色のシーンを撮るために2月、北上線の相野々駅で行われました。

北上線は、秋田県の横手駅から岩手県の北上駅までの全長61.1km に17駅をつなぐローカル線です。
そのルーツは軽便鉄道、横手側が開通した大正9年に始まります。大正13年に全面開通し、
昭和41年に現在の「北上線」に改称されました。
そして、東北・秋田新幹線が開業するまで、仙台と秋田を結ぶ主要ルートの要となっていた路線です。

ポスターの舞台となった相野々駅は、軽便鉄道の開通と同じく大正9年に開業した、小さくても歴史のある駅です。

旧山内村の中心地に立地した駅の裏には「新観光秋田30景」に指定される「鶴ヶ池公園」が広がり、春には美しい花景色が望めます。
平成8年に建て替えられた駅舎は、多目的ホールのほか、レストランやカラオケルームも併設され、交通の拠点としてだけでなく、横手市山内ふれあい交流センター「ポッポあいのの」としても地域の方々に利用されています。

雪国は、寒くなるほど温かい。
それは、土地の温もりを素直に感じられる季節だからかもしれません。
温泉にお酒、郷土料理。冬の空気がさらに引き立てる東北の魅力を、あなたも体験してみませんか。