撮影エピソードEpisode

2016 春 ポスター撮影エピソード

東日本大震災から5年。
『行くぜ、東北。』は、松岡茉優さんと新たな旅をスタートします。

旅のはじまりは釜石駅から。
撮影は、まだ所々に雪がのこる頃。
松岡さんは初めての撮影に緊張しながらも、あたたかな陽射しのような春の旅人になりました。

釡石駅での撮影後は、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の始発駅、土沢へ向かいました。

釡石は、近代日本の産業を支えてきた製鉄のまちです。
その鉄との長い歴史をもつ市の北西部にある橋野鉄鉱山が昨年の夏、「明治日本の産業革命遺産」の構成資産としてユネスコの世界遺産へ登録されました。

さらに、2019年のラグビーワールドカップの開催地にも選ばれ、「ラグビーのまち」としても復興とまちづくりを目指しています。

ジョバンニとカムパネルラが銀河鉄道に乗車した“銀河ステーション” のモデルとなった駅が、この土沢駅です。
いま、釡石線は「銀河ドリームライン」とも呼ばれ、C58 型蒸気機関車をレストアした「SL銀河」も運行されています。

釡石線の駅にはそれぞれ、釡石駅なら「ラ オツェアーノ(大洋)」、土沢駅は「ブリーラ リヴェーロ(光る川)」と、「銀河鉄道の夜」の中に用いられたエスペラント語の愛称があります。各駅の愛称をたどりながら宮沢賢治の世界を旅してみませんか。