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古くから縁起物として親しまれ、日本人に愛されている七福神。七福神信仰の歴史は古く、室町時代末期ごろから広まったと言われています。七福神は、一般的に家庭円満の神様である「布袋尊」、大漁をもたらす漁業の神様であり、商売繁盛の神様として信仰されている「恵比寿天」、健康増進の神様である「大黒天」、開運と勝利の神様として知られる「毘沙門天」、良縁を叶えてくれる女神の「弁財天」、福を招き立身出世を司る「福禄寿」、不老長寿の神様である「寿老尊」とされています。 |
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JR八王子駅から西八王子駅周辺の寺院では、正月の恒例行事として八王子七福神めぐりを楽しむことができます。八王子七福神めぐりの歴史は古く、約30年ほど前から行われてきましたが、八が末広の意味をもつことや八王子の「八」にちなみ、元来の七福神に「吉祥天」が加わり八福神となり、今では八つの福を授かることができるようになりました。 |
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八王子の七福神めぐりは、八つのお寺をゆっくり巡り歩いても3時間の距離にあります。家の中に閉じこもりがちな正月の時期に、散歩がてら1年の福を願って、歩くにはちょうどいい距離なので、八王子に住む人はもちろん遠方からも多くの参拝客で賑わう行事としても知られています。八王子の七福神めぐりでは、各寺院で販売されている色紙にご朱印をいただきながらめぐっていきますが、この七福神色紙の中央に描かれている宝船は毎年色が変わり、7年めぐって宝船の色が異なる色紙を7枚集めると金色の色紙をいただくことができます。その金色の色紙をいただくことを励みに、毎年訪れる参拝客も多くいるそうです。 |
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八王子七福神めぐりの寺院のひとつ信松院のご住職にお話を伺ってみました。「寺院を巡る順番などは決まっていないので、ご自分のペースで、まわれるときにまわってみてください。 こうした七福神めぐりをきっかけに、気軽に参拝に訪れていただければいいと思っています」。信松院では、寺院の中に飲み物などが楽しめる喫茶スペースも設置されているので、それを楽しみに訪れる人も多いそうです。また信松院の布袋尊は、じかに触れることのできるありがたい神様です。 |
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その他、中央線沿線では、武蔵野吉祥七福神めぐりなどを実施しています。今年の正月は、一年の福を願って、ぜひ七福神めぐりをしてみてはいかがでしょうか。 |
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■ 八王子七福神めぐりMAPはこちら |
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ご朱印をいただく色紙。真ん中の宝船の色が、毎年変わっていきます。7年間七福神めぐりを行えば、金色の色紙をいただくことができます。 |
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信松院は、武田信玄の息女である松姫が開基した由緒正しい名刹。本堂の裏手には、松姫の墓が墓地があり、八王子市に指定史跡になっています。 |
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子供の背丈ほどもある大きな「布袋尊」は、直接触って福をいただくことができ、毎年訪れる多くの参拝客にも大人気となっています。 |
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信松院の境内には、軽食や飲み物が楽しめる喫茶スペースがあります。ここの七福神カレーを目指して、めぐっている参拝客も大勢いるそう。 |
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八つの福がいただける八王子七福神ならではの神様である「吉祥天」。祀られている吉祥院は、眺めがよく市内の景色を楽しむことができます。 |
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金剛院に祀られている「福禄寿」は、もともと中国の神様。背が低く頭が長く白いあごひげを持ち、南極老人星の化身と言われています。 |
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成田山伝法院に祀られている、商売繁盛の神様「恵比寿天」。恵比寿天は、七福神唯一の日本の神様で、福の神として広く信仰されています。 |
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