第19回
現代に魅力を伝える
古き良き佇まい

第18回
身体の中から美しく
健康的に

第17回
晴れの場で輝く
沿線の伝統芸能

第16回
今だけの美しさ
色鮮やかな紅葉を堪能する

第15回
東京が誇るおいしい
農作物

第14回
文豪が愛し暮らした
沿線の街

第13回
人々が踊り
町が沸く夏祭り

第12回
伝統を味わう武蔵野
うどん

第11回
自然と伝統を満喫する
散策路

第10回
中央線の魅力を
再発見

第9回
梅の香りに誘われて
早朝散歩

第8回
中央線沿線
“おみや”スイーツ

第7回
一生の幸せを願う
七福神めぐり

第6回
クリスマスの
きらめきに
誘われて

第5回
蕎麦屋を巡る
小さな旅

第4回
スローフードに
目覚めよう

第3回
懐かしいが新しい、
中央線クラシック

第2回
子供と遊ぶ、
沿線の自然

第1回
ペットと一緒に
出かけよう!

オススメ!
中央線沿線
ハイキングコース

生活に潤いと実感を与えてくれる
中央線沿線の魅力的なスポットを特集

多摩川や野川に囲まれた立川から国立周辺には、崖線(ガイセン)と呼ばれる線上につながったガケ下が点在しています。崖下は武蔵野台地の斜面からの湧き水の出口として、都市部の親水空間として多くの場所が親しまれています。今回は、そんな立川崖下や青柳崖下周辺をゆっくりと散策してみました。

出発地は「国立市古民家」(旧柳澤家住宅)ですこの古民家は、江戸時代からの農家を移築し復元したものもとは国立市青柳に建てられていたものです。江戸時代後期に建築されたと推測されており、当時としては典型的な家屋でした。この古民家は、時代の流れや家族構成の変化により4回改築された痕跡があり、養蚕が盛んだった明治時代以降は、座敷などが作業場となり、小屋裏では蚕を飼育されていました。また明治から昭和初期にかけては養蚕とともに漬物業も営んでいた跡もあります。

次は国立市古民家から西に進み、「ハケ下の小径」や「ハケ下の道」と呼ばれる緑豊かな自然が残る場所を散策します。ハケとは、“水はけ地”が短く縮められてハケと呼ばれるようになったと推測され、崖下と同じ意味を持ちます。「ハケ下の小径」、「ハケ下の道」は青柳崖下に沿って伸びており、崖の上、崖の下それぞれ散策しやすい緑の多いコースです。

さらに西にコースを取り、500~600メートルほど歩くと「ママ下湧水群」が見えてきます。“ままとはほとんど垂直な傾斜地や崖のことであり、ママ下も崖下と同じ意味を持ちます。昭和の初期頃には、豊富な湧水を利用してわさびの栽培が行われており、現在でも枯れることのない豊富な地下水は、近くの畑で取った農作物を洗うなどの生活用水としても利用されています。

今度はずっと北上して、立川市の川越道緑地古民家園内にある「小林家住宅」を訪れます。この古民家は、江戸時代の嘉永5年(1852年)ころに建てられたました。床の間や違い棚、書院などの座敷飾には、高い技術と優れた材料が使用されており、当時の武家屋敷にも匹敵する格式を持った建物です。立川市は、この古民家を1993年に現在の場所に移築し、一般に公開しています。

自然豊かで見どころ満載の立川~国立駅周辺。今度の休みにでものんびりと散策をしてみてはいかがでしょうか?

国立市の指定有形民俗文化財に指定されている国立市古民家(旧柳澤家住宅)は、一般の見学以外に古民家を利用することも可能です。

緑豊かな「ハケ下の小径」は地元の人の憩いの場になっている。周辺にはくにたち郷土文化館もあり、のんびりと休日を過ごすのに最適。

知らなければ見落としそうなほどこじんまりとした「ハケ下の小径」は、昔ながらの風情と自然がが今でも大切に残されています。

崖下から豊かな湧き水が出ている「ママ下湧水群」。湧き出た水は集まって小川となって矢川や府中用水、そして多摩川へと合流しますいます。

「ママ下湧水群」は古くから農業用水として利用され、は地元の農業を支えてきました。現在でも地元の人に愛されている湧水です。

「小林家住宅」の土間を除き6部屋で構成される六間(むつま)型と呼ばれる間取りは、当時の周辺の民家では珍しいタイプの民家でした。

最上級の客を接待するための“オク”と呼ばれる部屋は、床の間や違い棚が施された書院で、「小林家住宅」の格式を高めています。

 

国立市古民家(旧柳澤家住宅)
東京都国立市谷保1705-1
042-575-3300
営 10:00~16:00
休 第2・第4木曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
JR「国立」駅より徒歩約35

ハケ下の小径
東京都国立市谷保付近

ママ下湧水群
東京都国立市矢川3丁目付近

小林家住宅
東京都立川市幸町4-65
042-525-0860
営 9:00~16:30
休 毎週月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
JR「立川」駅北口よりバス

JR東日本ホームページ

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