第9回
TERATOTERA

第8回
いがねこ

第7回
吉祥寺
アニメワンダーランド

第6回
みなみ野自然塾

第5回
東京ウェッサイ

第4回
プレパーク
むさしの

第3回
国分寺市酒商組合
純米酒「武蔵国分寺」

第2回
東京にしがわ大学

第1回
国分寺
松本製茶工場

様々な分野で活躍し、地元に貢献されている中央線沿線の方々をご紹介していきます。

『みんなの想いで街がハッピーになる』を合言葉に、立川や東京の西側の情報や人にスポットを当てて紹介する地域密着型のラジオ番組、東京ウェッサイ。週に1度放送される番組のゲストは、中央線が好きだ。国分寺篇のポスターにご出演いただいた「おたカフェ」のスタッフである高浜洋平さん、わたしの「中央線が好きだ。」でお話を伺った東京にしがわ大学学長の酒村なをさんなど、地域で活躍されている方ばかりです。そんな東京ウェッサイの設立の理由、目指すものなどを、創立メンバーのひとりである籾山真人(もみやままさと)さんにお話を伺いました。

「私は立川に生まれて、社会人になるまでずっと立川で暮らしていました。今は仕事の都合もあり別の地域に住んでいますが、実家は立川ですし、何よりも東京ウェッサイを始めてからは、住んでいたころよりも立川と密接に関わりあっている気がします」

籾山さんの幼少期は、まだ立川駅周辺の再開発前で、駅舎も木造だったのをよく覚えているそうです。しかし再開発が始まると、生まれ育った立川の街がどんどん大きくなっていく様子に違和感を覚えたといいます。

「最初は、その違和感が何なのかわからなかったんです。別の場所に住みだして、たまに立川に帰ってくるようになって気がついたことがありました。立川は駅を中心に街は大きく立派になりましたが、中身は田舎のままで、その変化についていけていないと感じたんです。東京で買えるものは、どんなものも立川で買えるようになりました。でもその一方で、立川でしか買えないものがない。それは産業や文化、街の顔になるものが、発展についていけていないからではないかと」

駅周辺の大規模商業施設の集積が進む一方で、駅をちょっと離れた場所では中心市街地の空洞化が進行しつつあると考えた籾山さんは、自ら行動を起こすことを決意。いつか仕事をリタイアする年齢になったら、立川の街づくりに携わっていきたいという夢があったそうですが、今、何ができるかと考えて模索を始めます。

「立川やその周辺の文化などを掘り起こすことができればいいなと考えました。何か問題提起をしたかったんです。そこでラジオに携わる知人に相談をして、ラジオ放送を使ってできることはないかと考え始めました。これが20095月頃のことです」

そこからの行動は早く200910月に東京ウェッサイは第一回目の放送を開始。現在まで、欠かさすことなく毎週金曜日19時から20時に公開生放送を続けています。

「東京ウェッサイは、ノンプロフィット(利益を追求しない)の任意団体なので、資金的に三か月も続かないかもしれないと当初は心配していたんです(笑)。でも取り組みを理解してくれる企業や市民の方に支えられて、現在まで続けてくることができました。番組では地域で活躍している方をゲストに呼んで、どんな活動をしているのか、どんな面白いことをされているのかを伺っています。立川を中心に活動をされている方たちを紹介しつつ、その小さな団体や人同士を結びつけていきたいんです。私たちの立ち位置は、あくまでもメディア。放送以外で行動することはありません。放送を通じてコミュニティ同士が知り合いになっていく、いわばプラットフォームのような役割を目指しています」

実際、公開放送時にはさまざまな人が集まり、気が付くと、その人たちが名刺交換をして情報交換をしていることもあるそう。

「街だけ大きくなってしまったと言いましたが、今ある立川を否定する気はまったくありません。生まれ育った場所ですから、愛着もあり大好きな街なんです。せっかく大勢の人が集まる街になったのだから、そのことを活用していくべきだと思います。東京ウェッサイが、その一歩踏み出すきっかけになれればいいですね。そして放送を聞いて、自分も地元のために何かやってみたいという愛着心を行動に移せる人がひとりでも増えればと思っています」

DATA
東京ウェッサイ
毎週金曜 19:00~20:00
FMたちかわ(84.4)
サテライトスタジオから生放送
URL:http://www.tokyowestside.jp

サテライトスタジオ
東京都立川市柴崎町3-6-29
「アレアレア23F

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