• 文字を大きくする
トップページ お知らせ おすすめきっぷ びゅう旅行 中央線まめ知識

第11回
八王子
八王子芸者衆篇

第10回
江戸東京たてもの園
ひじろ会&ひじろっ子篇

第9回
国立天文台
星のソムリエ®篇

第8回
ひの新撰組まつり
実行委員会篇

第7回
高尾山
八王子森林
パトロール隊篇

第6回
国分寺 お鷹の道
おたカフェ篇

第5回
立川駅東地下道
壁画アート篇

第4回
吉祥寺 弁天湯
風呂ロック篇

第3回
八王子車人形
西川古柳座篇

第2回
三鷹特産
キウイフルーツ篇

第1回
中央線のお祭り
立川おはやし
保存会篇

ポスターにご出演いただいた方々に
お話をうかがいました。

都心に程近い三鷹市では、39軒の農家の方が極上のキウイの生産に励んでいます。その中でも、実のなり方や大きさ、畑の良し悪しなどが審査される三鷹市のキウイフルーツ立毛共進会において優秀賞(三鷹市長賞)を受賞したのは、今回ポスターにご出演いただいた日本全国にお客様を持つ島田果樹園の方々です。

島田果樹園ではキウイを栽培して約25年になり、現在ではヘイワードという品種をメインに、各種のゴールドキウイを出荷しています。キウイ作りの難しさは、かなりの手間がかかることです。花の咲く5月下旬頃は、急に霜が降りてツボミが凍ってしまわないように、真夜中に草やワラを燃やすなどの管理が必要なのだそうです。そして花が咲くと、キウイは雌雄別株のため、大勢の人手をかけてひとつひとつ受粉しなければなりません。万が一、そこで失敗をしてしまうと1年間収穫ができなくなってしまうという、とても大切な作業です。

そんな果樹栽培の難しさが面白いと、日々新しいことに挑戦し続けている島田果樹園は、東京都からエコファーマーの認定を受けています。エコファーマーとはたい肥等を使った土づくりと化学肥料化学農薬の使用の低減を一体的に行う農業者の愛称で、住宅街の中に点在する三鷹市の農家の意識の高さが表れています。

エコファーマーとして島田果樹園が一番に力を入れているのが土作りです。腐葉土に鰹節のだしがら、米ぬか、粉砕した牡蠣殻などを混ぜ合わせ、3年かけてたい肥にしています。それをキウイの樹の根元に入れて、樹が育ちやすい状態を作っているそうです。「樹そのものに何かをするのではなく、土を変えることで、糖度や大きさに影響してくるんです。果物は、特に食べなくても食生活に影響があるものではありません。しかし、栄養価の高い果物だからこそできることもあると考えて、キウイを作っています。そのひとつがキウイのワインです。」

三鷹市のキウイ農家が協力して、実が小さかったり形が悪かったりしたものを集め、キウイワインの原料にしています。農家と醸造元、そして酒販組合がコラボレートして生まれたロゼと白のキウイワインは、毎年5月の下旬になると販売される三鷹の隠れた名産品のひとつです。

島田果樹園では、お客様に直接配送を行っており、日本全国に500軒ものリピーターがいるそうです。それ以外のキウイは、地元を中心に直販をしています。都心まで近いので、新鮮なうちに出荷ができるのも強みのひとつです。

「うちでは夏の終わり(8月下旬)にぶどう狩りもやっているんですが、いらっしゃったお客様は『都心からこんなに近いところで楽しめるなんて』と喜ばれますね。」

住みやすさや便利さばかりに目が向きがちな三鷹市ですが、古くから続く農業が今でもしっかりと生き続けています。都心から近いメリットを活かし、新しいスタイルの農業に取り組む姿はとても新鮮で、将来に向けてさらに発展していく産業として注目を集めています。

また、その他中央線沿線で行われている農業や収穫体験については、「おでかけリポート」でもご紹介していますので、ぜひご覧ください。

お問合せ先
JA東京むさし三鷹支店 指導課
三鷹市果樹組合事務局
東京都三鷹市新川6-35-26
TEL:0422-46-2152

Copyright(C) JR East Hachioji.All Rights Reserved.

JR東日本ホームページ