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ココロも動かせ!山手線

72系からE235系まで山手線車両クロニクル

明治18年(1885)3月に開業した日本鉄道品川線の品川〜新宿〜赤羽間が、現在の山手線のはじまりとなる。明治34年(1901)に、品川線と池袋〜田端間で建設中の豊島線を統合し、「山手(やまのて)線」の名称が誕生。

明治39年(1906)に日本鉄道が国有化され、明治42年(1909)12月には山手線の電車運転が開始。大正14年(1925)11月の神田〜上野間の開業に合わせ、ぐるりと一周する現在の山手線の環状運転が開始された。なお、山手線の正式な路線区間は品川〜新宿〜池袋〜田端間で、田端〜東京間は東北本線、東京〜品川間は東海道本線となるが、便宜上全区間を「山手線」としている。また、戦後は「やまてせん」と呼ばれていたが、昭和46年(1971)3月に「やまのてせん」に統一された。

戦後の山手線はブドウ色の63系や72系電車で運転されていたが、昭和36年(1961)9月にカナリア・イエローの101系が投入された。さらに、昭和38年(1963)12月には駅間距離が短い山手線に最適な走行装置を装備したウグイス色の103系が登場し、この時から山手線の路線カラーがウグイス色となった。昭和45年(1970)7月に山手線初の103系冷房車が運転を開始。

昭和56年(1981)12月のATC(自動列車制御装置)使用開始に合わせ、ATC装備の103系の高運転台車が登場した。昭和60年(1985)3月に205系、平成14年(2002)4月にE231系500番台、そして平成27年(2015)11月には最新鋭のE235系が運転を開始し、山手線の車両が新時代を迎えている。

【72系】昭和27年(1952)運転開始
【72系】昭和27年(1952)運転開始のイメージ
大都市圏で増大する通勤・通学輸送に対応するために開発された、車体長20m・片側4扉・ブドウ色の通勤形電車。
【101系】昭和36年(1961)運転開始
【101系】昭和36年(1961)運転開始のイメージ
軽量構造の全金属車体に近代的な駆動装置を搭載した新性能通勤電車。昭和32年の登場時は中央線に投入された。
【103系】昭和38年(1963)運転開始
【103系】昭和38年(1963)運転開始のイメージ
101系をベースに駅間距離の短い山手線に最適な走行システムを採用。後にATC装備の高運転台車も登場した。
【205系】昭和60年(1985)運転開始
【205系】昭和60年(1985)運転開始のイメージ
国鉄初のステンレス車体を採用した通勤形電車。車体の軽量化やコストダウン、省エネルギー化が図られている。
【E231系500番台】平成14年(2002)運転開始
【E231系500番台】平成14年(2002)運転開始のイメージ
山手線のデジタルATC導入に合わせて製造された通勤形電車。混雑緩和のための6扉車が7・10号車に連結された。
【E235系】平成27年(2015)運転開始
【E235系】平成27年(2015)運転開始のイメージ
首都圏の主力となったE231系やE233系の次世代車両として、最新技術を結集して開発された山手線用の通勤形電車。前面デザインが「人と人、人と社会をつなぐ情報の窓」を表現している。

文/結解 喜幸 写真提供/結解学写真事務所 矢崎 康雄 交通新聞クリエイト

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山手線路線図

山手線路線図

  • ※このページの情報は2017年9月1日現在のものです
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