成田空港周辺の見どころをおトクに周れるバス旅を満喫 びゅう旅行商品「駅たび」でも発売! 成田発で気軽に楽しめるバス旅

成田空港や成田山新勝寺以外にも、成田周辺には見どころがいっぱい。いろいろな体験をしながら観光できるバス旅「ウエルカム成田セレクトバスツアー」に参加してきました。

この商品は、成田空港を利用する外国の方々に、千葉の魅力を知ってもらおうというのが大きな目的ですが、もちろん、日本のお客さま大歓迎! 1コース3カ所をまわり、現地の見学料と昼食がついて3500円と、フリーでまわるよりもお得なツアーです。定期観光バスなので、直接バス停でもチケット購入が可能。思い立った日に、ふらっといけるのも魅力です。

車体にあるツアーワッペンの絵が目印

ツアーは火・水・木曜日運行と、金・土・日曜日運行の2コース。せっかくなので、2日連続で参加してきました。乗車する観光バスは座席もゆったり。移動がおまかせな分、見学先でたっぷり歩けますね。

1日目。-歴史と伝統文化に触れる旅-
房総のむら~道の駅 発酵の里こうざき~水郷佐原山車会館・佐原散策

9時40分成田空港第2ターミナルビル(28番C乗り場)から出発。成田空港第1ターミナルビル(30番乗り場)、JR成田駅(1番乗り場)をまわって、まずは、「房総のむら」へ到着。ここは、房総の伝統的な暮らしを再現した施設で、“体験型博物館”をうたっている通り、物作りや農業体験ができます。ツアーでは、500円ではっぴを借りることができ、外国人の方には大変な人気ということで、早速トライ。1日中、これを着て回れます。

ツアーで借りると着たまま回れます
土の道で、時代劇で見るような商家の町並み

「房総のむら」の大木戸(入口)から入って左手にあるのが「商家の町並み」で、そば屋に小間物の店など、16軒の店が建ち並んでいます。どの店も見学ができるようになっていて、実演見学や体験ができます。体験は予約なしでできる簡単なものから、予約が必要な本格的な体験まで、日によって、いくつものコースを用意。まず、千代紙ろうそくづくりにトライしました。

何種類か千代紙の中から好きな柄を選び、自由に切り抜きます。それをろうそくにペタペタ貼って、ろうにひたしてできあがり。時間にして十数分ですが、江戸の商家の雰囲気を存分に味わえました。

この日は版木を使った摺り体験もあったので、こちらも体験させていただきました。スタッフの方のご指導通りにハケで染料を塗り、紙をのせて、上からばれんでゴシゴシ。小学生の頃の木版画を思い出しますが、もっと本格的。紙を版木から離すと、おー、千代紙のできあがり。浮世絵の職人さんもこんなふうに摺っていたんですね。

予約不要の体験は100円や300円とお手頃価格。ほかには和紙作りや箸作りなどもあります。実演を見ているのもワクワクしますし、町並みを散策するだけでも十分に楽しめます。

和紙の手漉きを実演

次に到着したのは、「道の駅 発酵の里こうざき」。みそや酒など発酵食品を集めているのが特徴的な道の駅で、お昼に「みそ玉作り」を体験します。みそ玉?? みそ玉は出汁を練り込んだみそに、乾燥具材をまぶして、くるっと丸めたもの。具材は好きなモノをチョイス。といいつつ、全部、まぶしてしまって、結構な大きさに。みそ玉をお湯で割れば、おいしいみそ汁のできあがり。用意されたおにぎりと一緒にいただきます。

自分で作ったみそ玉を
おみそ汁にしていただきます
日本酒やみそ、糀など全国の発酵食品を集めた「発酵市場」

このお味噌は無添加のものということで、昼食後、「発酵市場」をチェック。おみそ汁がおいしかったので、ぜひ、家でもと、購入してみました。他にもお酒や納豆、化粧水などもあって、目移りするばかり。 さらに地元の野菜などを販売する「新鮮市場」も。

お買い物を楽しんだところで、ツアーの最後は佐原へ。

山車を曳き廻す「佐原の大祭」がユネスコ無形文化遺産に登録されています。その山車を見学できる「水郷佐原山車会館」へ。実際に山車に載せた人形や山車に飾られた精緻な彫刻を間近で見ることができ、迫力に圧倒されます。

山車会館では2台の山車を展示。2階からも見られます

続いて佐原の町並みを散策。佐原は小野川沿いに江戸時代の商家が今も何件か残っているエリア。川沿いの柳とあいまって、まるで時代劇の中を歩いてるかのような気分。実際、ドラマや映画などの撮影もよく行われているそうです。伊能忠敬が17歳から50歳までを過ごした家も残されています。

舟運で栄えたころの雰囲気が今も残る
明治の初めに建てられた店舗が並ぶ
伊能忠敬旧宅

3カ所をまわって、バスは帰路に向かいますが、希望すれば、成田山新勝寺近くの米屋観光センターでおろしてもらうことができます。せっかくだから新勝寺さんにもお参りしたいので、うれしいサービスですね。 房総の伝統の暮らし、伝統の発酵食品、そして伝統の文化と、たっぷり伝統を満喫できるツアーでした。

成田山新勝寺
2日目。―自慢の味と静寂な古寺で古代を体験―
房総のむら~道の駅 多古あじさい館~芝山仁王尊

こちらのコースも最初は「房総のむら」からスタートします。この日は、農家エリアを見学。房総のむらでは、上総、下総、安房の3地域の農家を再現。「上総の農家」におじゃましました。立派な門構えのある二階建ての家で、いわゆる豪農というのでしょうか。名主クラスの家を再現しています。母屋以外に作業小屋があり、庭にはむしろがほしてあり…。これまた時代劇で見るまま。ここでもよくロケが行われているそうです。時代劇の世界観にちょっと浸ってしまいました。

畑では実際に作物を育てていて、収穫体験も
農家の中に実際に上がって見学できる
作業子屋ではお茶作りなども実施

たっぷり江戸時代の暮らしを堪能した後に向かったのは、「道の駅 多古あじさい館」。昼食として、多古米のご飯でおにぎり作りを体験します。多古米は皇室献上米にもなったお米で、土壌成分をチェックした田んぼで作り、選別にも手をかけたていねいに作られたお米です。おひつに入れられたご飯をその場でにぎって、おかずと一緒にいただく。おにぎりは何度も作っているのに、とても楽しい体験でした。多古あじさい館の近くには栗山川が流れていて、テラス席もあるので、そこで食べても気持ちよさそう。多古米のご飯は粒が立って、ほんのり甘みがあっておいしい!そこで多古米を家でもと、売店でお買い物。多古米のほかにぶどうパンも人気なので、残っていたらラッキー!

多古あじさい館の売店
みんなでにぎっていただくのが楽しい
多古米

お腹もいっぱいになったので、川のほとりを散歩しながらバスへ。次の目的地は芝山仁王尊です。天台宗の寺院で開山は平安中期の宝亀11(781)年と、千年を超える歴史のあるお寺です。バスを降りて、石段を見上げると塔の上の部分が見え隠れし、まさに山寺の趣。そして石段を上がりきると、大きなお堂が。と思いきやこれは仁王門です。こちらの仁王様は霊験あらたかなことから観音様の化身と考えられ、お堂の中にお祀りされているのです。

左キャプ<22.jpg> 仁王門。仁王様は堂内に安置され、拝見できる
本堂は享保6(1721)年建立。ご本尊十一面観音大菩薩をお祀りしている
三重塔。天保7(1836)年に九輪が完成
はにわの大きさは大小様々で160cmを超える大きな像も

本堂でお参りをしたのち、隣接する「芝山はにわ博物館」を見学。 昭和30(1955)年に殿塚・姫塚古墳の発掘を開始し、多くのはにわが出土したことから、昭和32(1957)年に設立した博物館です。大小様々なはにわがズラリと並ぶ様は圧巻で、どこかユーモラスな姿もあり、思いのほか和んでしまいました。

本堂から少し下ったところに鐘楼堂があり、ツアー参加者は鐘撞き体験ができます。緑に囲まれた静かな鐘楼堂で思いっきり「ゴーーン!」。日頃のあれやこれやも、鐘の音と共にとんで行ってスッキリ。心洗われる思いでお寺を後にしました。

鐘楼堂で鐘撞き体験

帰りは、「米屋観光センター」で名物の「ぴーなっつ最中」を購入。 房総の自然と、おいいしいご飯、歴史に触れられるツアーとなりました。

米屋観光センター
千葉の名産ピーナッツで作った銘菓、ぴーなっつ最中
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