トラクタートレインで楽しむマザー牧場
動物とふれあい、牧場グルメに舌づつみ!

マザー牧場の人気コンテンツといえば、広大な牧場をトラクターに牽引された客車でめぐるマザーファームツアー。当日受付のため、混み合うと乗れないこともあるそうですが、びゅう商品「マザー牧場」プランを利用すれば大丈夫。新緑が美しい季節、牧歌的な風景の中をガタゴトゆられながら動物たちとふれあってきました!

眺めのよいグリーン車で、房総で有名な牧場へ

東京駅からマザー牧場の最寄駅・君津まで連れて行ってくれるのは、総武線の快速グリーン車両。眺めのよい2階席で移りゆく車窓の景色を堪能しながら旅気分を味わいます。1時間半ほどで君津に到着した後は、駅前から出ている直通路線バスに乗り込むだけ。全国に知られるマザー牧場は標高300mほどの自然豊かな鹿野山の山頂にありました。

窓の広いグリーン車で新緑の風景を楽しもう

マザーファームツアーはダイヤが毎日変わるため、到着したらまず窓口で出発時間をチェック。どの回に参加するか決めて先に予約を済ませると、時間を有効に使えます。時刻表にはガイドさんの写真と名前が表示されていて、通の方の中には、お気に入りのガイドさんで時間を選ぶ方もいるそうです。

ホルスタイン牛のモニュメントがお出迎え
マザーファームツアーの時刻表。運行時間は毎日変わります
大馬力のトラクタートレインに乗って、めずらしい動物を見物!

マザーファームツアーの舞台はメインエリアから離れた牧草地。シャトルバスに乗ってツアーの起点となるファームステーションへ移動し、ツアー限定の乗り物である「トラクタートレイン」にご対面となりました。牛柄の客車を牽引するのは外国製の真っ赤なトラクター。深い溝の刻まれた大きなタイヤが迫力満点です。

シャトルバスを降りると大きなサイロがお出迎え
馬力あふれる大型トラクター
3台の客車を牽引しているのにその走り出しはなめらか

この回のガイドは元気いっぱいのコニーさん。前方の客車で行われるガイダンスは、インカムを通して客車のスピーカーから流れるため、聞き漏らすことはありません。ご家族連れやカップル、外国から来た観光客の方々とともに、オープンエアの客車に乗り込み、いざ出発です!

前方に大きな牛舎が見えてきました。なんとトラクターはそのまま中へ突入。大きなトラクターが入れるなんて驚きです。「ここにいるのは3か月前に生まれたばかりのジャージー牛の子牛です。「これからミルクを飲んでもらいますが、飲むのが早いのでお見逃しなく!」コニーさんはそう言うと、母牛がお乳を飲ませるように、上から哺乳瓶を子牛の口元へ。子牛はゴクゴクと飲み干し、1リットルのミルク瓶があっという間に空っぽに。子牛とはいえ、飲む力がすごい!

なんとそのまま中へ!
ガイドのコニーさん

開放感あふれる牧場の中を、トラクタートレインはサファリパークさながらにゆっくりと進みます。「左側に見えるのはマンクスロフタンという角が2~4本の羊の野生種です。敵から身を守るために毛は茶色。一般的な羊は羊毛を加工しやすいように品種改良されているため毛が白いんですよ」と、コニーさんはトリビアを交えて解説。ほかにもカシミヤの原毛がとれるカシミヤヤギやアルパカと、繊維素材でおなじみの動物が右に左に現れます。ふだん着ている服の素材がどこから来るのかがわかるこのツアーは、人間と動物の深い関わりを知ることもできます。

羊の野生種、マンクスロフタン
ガイドの話にお客さんも興味津々
つややかな毛並みのカシミヤヤギ

前方にマンモスのように毛が長い立派な角を持つ牛が見えてきました。日本に約10頭しかいないというスコティッシュハイランドキャトルです。その隣にいるパンダのようなコンビの牛は、さらに希少で国内に3頭しかいないホワイトベルティットギャラウェイ。日本では珍しい存在です。

スコティッシュハイランドキャトル。長い毛は寒さから身を守るため
ホワイトベルティットギャラウェイ。日本にいるのはマザー牧場の3頭のみ!

お次は飛べない鳥のダチョウとエミュー。鳥の中で体が一番大きいのがダチョウ。次に大きいのがエミュー。よく似ていますが、首元に青い色が入っているのがエミューだそう。

メスのダチョウ。運がよいと卵を産む姿が見られるとか
ダチョウよりエレガントな雰囲気のエミュー
はじめてのえさやりは驚きと発見の連続!

さまざまな動物たちを車の中から見ていると、もっと間近で見たくなるし、その体に触ってみたくなります。そんな欲求にちゃんと応えてくれる時間がありました。羊やヤギ、アルパカにえさをあげられるのです。「手の平をお皿代わりにして、口元に近づけてください」と、コニーさんがえさのあげ方を伝授してくれました。

手の平をお皿にしてえさをあげるのがコツ
穀物を固めた配合飼料とトウモロコシ

まずは、アルパカ。教えられた通りに少量ずつ手の平にのせて口元に差し出すと、アルパカは身を乗り出してえさをペロリ。えさがすぐになくなってしまうので少しずつあげるのがコツです。顔の周りの毛を触ってみると、ふわふわとしてとてもやわらか!

おやつのえさを今か今かと待ち受けるアルパカ
手の平をペロペロと舐める舌の感触がくすぐったい!

お次はヤギ。えさをもらうことに慣れているのか、ぐいぐい来ます。その目は黒目が横に細長く、独特の表情をしています。羊もやっぱり食欲は旺盛。ふだんは周りに生えている牧草を主食として食べていますが、これは別腹みたい。

食欲旺盛なヤギ
モフモフの羊
顔が黒いイギリス原産のサフォーク種

備え付けのウェットティッシュで手を拭き取っていると、先ほどまでえさを欲しがっていた羊たちは、急にこちらへの関心を失ったように周りの草をむしゃむしゃと食べ始めました。コニーさんによると、羊は賢いため、えさのなくなったことがわかるのだそう。羊たちの切り替えの早さに思わず苦笑いし、再び客車へ乗り込みました。

餌がなくなったことを知り、ふだんの暮らしに戻る羊たち
牧羊犬のお仕事を目撃!

ツアーの後半では、羊の群れを牧羊犬が追い込むパフォーマンスを見ることができました。「羊は群れで行動するので1頭が動き出すと、他の羊も付いていきます。羊飼いはその習性を生かして、牧羊犬に指示を出し、羊を追い込ませるんです」との説明通り、5分と経たないうちに羊たちはきれいに冊の中へ。羊飼いと牧羊犬のみごとなチームプレーでした。

羊を追い込む牧羊犬
あっという間に羊を冊の中へ
ツアーが終わったら手をきれいに洗おう

黒毛和牛の牛舎の中を通り抜け、東京湾が見える絶景の中をトラクタートレインは進みます。約35分のツアーはこれにて終了。ファームステーションできれいに手を洗い、シャトルバスでメインエリアに戻りました。

新しくできたダイナーで牧場グルメに舌づつみ
落ち着いた雰囲気のファームダイナー

お腹もすいてきたので、山の上エリアに昨夏オープンしたばかりの「ファームダイナー」でランチを食べることにしました。マザー牧場といえば、ジンギスカンが有名ですが、今回は、一度食べてみたかったラムハンバーグを注文しました。

お待ちかねのラムハンバーグは、ジンギスカンには欠かせないもやしを敷き詰めた上にふっくらと鎮座して登場。合挽肉の黄金比と言われる7:3の法則にのっとり、ラム肉を7割、豚肉を3割使用したやわらかな肉質は、ラムの香りがふんわり漂いながらも臭みは控え目。ソースは地元の老舗で作られている醤油に数十種類の野菜や果物をブレンドし発酵させたオリジナルのジンギスカンのタレのため、ごはんとの相性がよくペロリと完食できました。

マザー牧場オリジナルの粗挽きソーセージがトッピング
もやしと一緒に食べると、ジンギスカン風の味わいに
FDハーフステーキと自家製ソーセージ

ちなみに、びゅうツアーの食事付きコースで選べるメニュ―は「牛リブステーキセット」と「ジンギスカン」、「ハーフステーキと自家製ソーセージ」セットの3種類。メニュ―を自由に選びたい方は、食事無しのコースがおすすめです。

※ファームダイナーでは「ジンギスカン」「ハーフステーキと自家製ソーセージ」が味わえます。

おなかは満ちていましたが、マザー牧場に来たからには食べたいものがありました。それは濃厚でおいしいと評判のソフトクリーム。さっそく近くのカフェスタンドを探し、さまざまなフレーバーの中からキャラメルナッツのソフトクリームを選びました。新鮮な生乳で作られたソフトクリームはコクがありながらも甘さは控えめ。キャラメルソースとカリカリのナッツが香ばしく、最後まで飽きずにいただけました。

キャラメルナッツのソフトクリーム
南房総を代表する景観に遭遇!
新緑と山谷の織りなす「九十九谷」の景観

君津行きのバス停がある「まきばゲート」をめざして、なだらかな丘陵地に沿ってのんびり歩いていると、「花の大斜面・西」と呼ばれる見晴らしの良いエリアに出ました。眼下に広がるのは、低山が幾重にも連なることから「九十九谷」と呼ばれる南房総を代表する景観です。雨上がりの早朝には雲海も見られるそうですが、新緑との美しいコントラストもなかなかのもの。マザー牧場では、春は菜の花、秋はコスモスといった花々とのコンビでこの景観が楽しめます。詳しくは、こちらの開花カレンダーでチェックしてみてください。

最後にまきばゲートの売店でお土産探し。ソーセージや乳製品など牧場オリジナルの商品が実に豊富で、どれもおいしそう。お菓子好きなもので、こんなに買っちゃいました!乗って楽しく、食べておいしく、帰ってからもうれしい体験の旅となりました。

ミルクを使ったオリジナルのお菓子やおつまみをゲット
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